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この世界の片隅に
2016年11月12日公開

この世界の片隅に

IN THIS CORNER OF THE WORLD

1292016年11月12日公開

f_m********

4.0

戦争という狂気。けれど、本当は

TVが終戦関連作品。 まあ、そういう日だったので 気になっていたこの作品を。(長尺版も見ました。) 望まれて、会ったこともない人(この話は記憶に無いだけだけど)と 結婚。割とあったであろうこの時代に特段逆らう事もなく、その場所で 一生懸命生きていこうとする主人公。 絵を描くのが好きで、けれど、ささやかなそれも「戦争」は許さない。 ふんわりぼんやり気質の主人公に周囲の人間も穏やかで、 本当に戦争作品かと思う人もいるかもしれないが、 私達は結果を知ってるからもっと悲惨だろと考えるけど、 戦場帰還兵や身内を失くした人以外の、その当時の当事者たちは きっと毎日を過ごす事に精一杯だったのだろうと。 (情報も無いし、新聞も真実を書いてなかったし) けれど、主人公とその家族にも直接戦争の刃が。 そして、広島に原爆投下。ここの描写は光と雲だけだけど、 背筋にザワっとしたものが走った。 朝ドラの定番ストーリーのダイジェスト版みたいな話ではある。 見応えはあるけど、「のん」のナレーション風味のアフレコが 若干聞きずらいと感じた。(否定ではありません) そして、ラスト。 火垂るの墓の様な子供たちもいれば、この映画の様な子供も 沢山いただろうな。 皆、幸せになりたいだけだよね。

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