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マエストロ! (2015)

監督
小林聖太郎
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  • みたログ 1,044

3.44 / 評価:905件

クラッシックコンサートに出かけたくなった

  • UrbanDockGoer さん
  • 2015年2月5日 4時55分
  • 閲覧数 1217
  • 役立ち度 77
    • 総合評価
    • ★★★★★

予告編からかなり楽しみにしていた作品。

《物語》
香坂(松坂桃李)がコンサートマスターを務めていた中央交響楽団は解散の憂き目にあっていた。 しかし、解散から数ヵ月後のある日、再結成の召集がかかる。集合場所は音楽ホールではなく廃工場だった。集まったのは、他楽団に移籍出来なかった負け組楽団員

また、そこに現れた指揮者は見たことも、聞いたこともない天童という男(西田敏行)だった。男の言うことはハチャメチャで、楽団員の反発を買うが、言っていること、やっていることは鋭く、徐々に楽団員の信頼を得て、バラバラだだった楽団員の気持ちもひも一つにまとまって行く。

そして、ついにコンサート本番を迎える。


《感想》
予告編の印象、あるいは西田敏行のキャラからコメディー作品だとばかり思っていたが、実はコメディー要素は非常に少ない。 意外にも西田敏行のガチの演技が最大の見せ場だった。

確かに西田敏行も大河ドラマ等のシリアスな演技は過去にもあったが、池中玄太(若い人にはわからんだろが)や釣りバカのイメージが強すぎた。こんなガチの演技は観た覚えがないが、さすが上手い。

松坂桃李も良かった。若者らしい直情的、でも情熱的、そして悩みを持つ男を好演。 高校生の息子が大好きな歌手MIWAを初めてまじまじと見たが、初々しい素人演奏家にマッチしていたし、何よりチャーミングだった。息子に報告せなあかん(笑)

物語的には楽団員のそれぞれのエピソードが心温まる丁寧な演出で描かれ、好感を持てた。 ただ、クライマックスは“いいお話”ではあるが、借金取りに追われている天童があんなこと考えるかな?とちょっと疑問にも思ってしまった。


音楽に関して言うと、“運命”、“未完成”について、俺のように全くの門外漢にも曲のポイントが分かるような分かり易い解説が有るのは良かった。 そして本番の演奏会では当然吹替の演奏(ベルリンフィル)とは言え、劇場に響き渡るオーケストラの音色は素晴らしかった。何十年ぶりかで生の演奏会に行きたくなった。


本作は多分、真のクラシック愛好家というよりは、専門的なことは知らないけどクラシックは嫌いじゃない程度の人が一番楽しめそう。そういう人におススメ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • 知的
  • コミカル
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