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マエストロ! (2015)

監督
小林聖太郎
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3.44 / 評価:905件

究極の音の調べにブラボー!

  • bicycle_pencil さん
  • 2015年1月23日 0時30分
  • 閲覧数 2122
  • 役立ち度 79
    • 総合評価
    • ★★★★★

マエストロvsコンマスのバトル。
西田敏行vs松坂桃李の演技合戦。
および監督はじめスタッフのクラシック音楽に対する本気度が満喫できました。お約束のごとくお笑いもあったのですがかなり音楽シリアスに重点を置いています。マエストロはじめとする演奏家たちが目指す究極のものを教えられた気がします。

交響曲「運命」と「未完成」を判り易く解説してくれますし、この二曲だけでも物語上の盛り上がりと相まって終始聴いていても全く飽きが来ません。
マエストロ、これがなかなかの曲者、つわもの。とにかく耳が鋭い。挙句には「たくわん」や「虫歯」が絡んでくる始末(笑)。

西田敏行 = 関西弁なのですが『アウトレイジビヨンド』のようにドスを利かすわけにもいかず、しかも指揮者の演技は一見比較的簡単そうで実は難しいはず。そこは独特の演出がうまく加味されて違和感がありませんでした。
松坂桃李 = 一年かけて忙しい合間を縫っての演奏練習も凄いですが、若手男優の中で実力上位は間違いないでしょう。大河ドラマ含めて小憎たらしいくらい安定感があります。
miwa = ルックスもいいですし今後も期待できます。

他の脇役陣も渋いし上手いし、何より一つの楽団のごとく本作への意気込みが感じられ特訓の成果がバッチリです。ベルリンでのプロ本演奏=アテレコと判ってはいても、実際プロの方も混じっての一致団結したフィルハーモニーの調べ。独奏なら村上役大石吾朗が弓使いなどリアルでしたね。「そんな場所でよい音色がするわけない」と判っていても心に響いてきました。中高年には痛いシーンではありましたが。

映像迫力ゆえでの劇場鑑賞お勧めはあっても、「音響」価値による劇場鑑賞のお勧めはそうあることではないと思います。


さて、あれやこれやで時間もあっと言う間に過ぎついにクライマックス大本番演奏会です。ところが「エッ、○○いぞ。」
果たして「ブラボー!」と成り得るのか?

本作では私個人としては大小幾度かの「ブラボー!」がありました。
もちろんラストもです。

詳細評価

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配役
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音楽

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