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麗しき日々 (2013)

LES BEAUX JOURS/BRIGHT DAYS AHEAD

監督
マリオン・ヴェルヌー
  • みたいムービー 1
  • みたログ 42

3.04 / 評価:23件

痛々しさが面白い

  • che***** さん
  • 2017年9月13日 17時38分
  • 閲覧数 844
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

60歳のババアが不倫する話。

前半はひたすら気持ち悪い展開。
ババアが色気づいて
「女なら誰でもいい」というスタイルの
40歳くらいの男とやりまくり。
いくらなんでもこんなババアを抱けるかね?
しかも所構わずやりまくるとか
いい歳こいて恥ずかしいし気持ち悪い。

なんでこんなババアに色目を使うんだろうと
不思議に思っていたら、男は過去に
このババアに歯の治療をしてもらったことがあり
その記憶からババアと寝たくなったみたいなのだ。
それが判明して「わーこういうのあるあるだな」と思った。
例えば、小学校のときに美人の先生がいたとして
自分が大人になってから再会しても
先生のイメージは当時のままで
その当時のイメージの先生と寝てみたいという
そういう気持ちは男なら抱くんじゃないだろうか。

前半の気持ち悪い展開に
思わず引き込まれてしまい、なんだかんだで見続ける。
後半になると徐々に話が深刻化してきて
不倫が夫にバレたり
男の誰かれ構わない女好きに自信喪失したり
展開に面白味が増す。
かなり痛々しい展開。
この痛々しさは狙ったのかそれとも
真面目に作ったけど痛々しくなっちゃったのか。
まあどちらにしてもこういう痛々しくて
リアリティのある話は面白いから良い。

「これは5点行くくらいの面白さじゃないか?」と
期待して観てるとラストでコケてしまった。
裸で海へとか、意図することはなんとなく理解できるけど
そんな終わり方はつまらない。
夫とラブラブになるラストならば
「私はきみを愛することを忘れていた。
それを思い出すことができた」とか
「どんな理由があっても、もうきみと別れるなんてことは
この先ないだろう」とか
老年夫婦なりの愛情表現とか
達観した解決の仕方とかがあっても良かったと思う。
もし、夫と別れるバッドエンドなパターンならば
ババアが離婚後に歯科医に復帰し
小さな男の子の歯の治療を終えて
「偉かったわよ。世界一がんばったわね」とか言って
頭をなでてやるとか
不倫相手の子供の頃のエピソードを伏線に
バッドエンドながらも前向きな終わり方をさせるとか
そういうほうが深みが増したと思う。

どうしても「老人たちが裸で海へ」という
いかにもアートっぽい終わりかたで締めたかったのかな。
映像的にはそれでいいと思うけど
シナリオ的にはちょっとガッカリなラストだった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 不気味
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