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複製された男 (2013)

ENEMY

監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
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2.85 / 評価:717件

物語過多のリアクション映画

  • hsa***** さん
  • 2019年7月15日 23時50分
  • 閲覧数 163
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

世界一めんどくさい監督の作品。
この監督の作品を特徴付けているのは、過多な物語、オーバーリアクション、そして被害者意識だ。
映画の美徳のひとつである、単純さに背を向けた制作姿勢は反映画的ともいえるものだ。
この監督の作品を好きな人は、よっぽどの善人かよっぽど心が貧しい人だろう。
タルコフスキーにも、アンゲロプーロスにもなれない、ついでいえばキューブリックにもなれない、もっといえばトリアーにもとどかない映画作家の悲劇プラスファルスがこの監督の実相だろう。
物語で武装し決して詩にならない。
主体性を欠いて複雑さに逃げる。
官僚的な特性を遺憾なく発揮している。
この監督の作品のなかで一番魅力的な人物だと思われる、ボーダーライン、のデルトロさんは出番が短すぎる。次に魅力的と思われる、プリズナー、のジャックマンさんの被害者から加害者への変化がこの監督のもっとも典型的な人物と思われるが、その受動性とオーバーリアクションに注目すべきだろう。
良くも悪くも時代の申し子に違いないこの監督は観客に謎を投げかけることでサドを装いながら、本当は徹底的なマゾだ。ほとんど世界中の人間がかかっているこの病気を明確に画面に表現して欲しい。映画に単純さと主体性を取り戻すべきだ。コントロールから逃れるための人間性の回復。ほんとはそれがテーマでしょ。この監督の作品の、渦、で切られる魚、あれがこの監督のファルス性を象徴している。

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