バトル・オブ・プエブラ 勇者たちの要塞
作品レビュー(2件)
- shi********
4.0点
フランス軍の侵略戦争を見事に表現。 戦場の残虐性、欧米優位の思想、権力者の傲慢さ、自由と平等への勇気、命の儚さ…を観るものに訴えてくる。 1人の人間の欲望の為だけに、多くの人が悲惨な運命を辿る。 戦場シーンの迫力は見事というしかない! あらゆる観点から戦争というものを序実に表現した良作。
- oir********
4.0点
19世紀半ば、メキシコ占領をもくろむフランス軍とメキシコ軍の戦いが描かれる。 戦争物としての迫力はなかなか。確かに肉弾戦の疑似感覚にそこそこ浸ることが出来た。 しかし、個人的収穫点はこういった史実を認識できたこと。 仏蘭西ナポレオン三世がメキシコを占領したがっていたこと。そしてメキシコ軍がいかにフランス軍に対峙したかフィクションとはいえ視覚体験できた意義は大きい。 これも欧米列強による北米・中南米侵略のほんの一部分にすぎないと考えを巡らせれば、全体で途方もない殺戮が繰り広げられたのであろうと嘆息。 途中ラブロマンスが余計に感じられたが、ラストお約束的演出とはいえ上手く収束されたと思う。 総評3.6の四つ星
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