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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
2015年8月1日公開

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

ATTACK ON TITAN

PG12982015年8月1日公開

xil********

2.0

レビュー依頼の件追記しました

本日公開初日、初回上映で観てきました。 映画の日ですしね。お安い! レビューをしようと思ったのはあまりの炎上で、本当に観た人の感想が埋もれているからです。 レビューを参考にされる方は、極端な評価は(批判も絶賛も)あまり参考にならないと思ってください。 絶賛を見てから観ると「言うほど良くない」 批判を見てから観ると「言うほど悪くない」 そんな作品です。 展開について具体的なネタバレは避けますが、概ね試写レビュー以上の特筆すべき展開はありません。 ですので、エレンやミカサを原作と重ねるのは非常に危険です。ひたすら別人です。 シキシマは「俺の考えた最強のイケてるキャラ」感がすごいのでちょっと恥ずかしい! 脚本の方がエレンをアダム、ミカサをイヴ、そしてシキシマを「サタン」と例えていますが「サタン」のメアリースーっぷりはなかなか…自分の黒歴史を刺激され…。 ストーリー自体も、上映時間の割には特段の引き込まれる要素はないと言っても良いでしょう。 少なくとも、感動や共感、カタルシスや快感はありません。 それはこの作品が単純に「特撮とVFX」だけを核にした作品がだからでしょう。 主演の三浦さんも番宣で毎回それしか推してませんし。 「わあ!すごい!」最初の展開で私もそう感じる「驚き」がありました。 すごい!気持ち悪い!怖い!そういった感情に特化した映画です。 よって、実写進撃の巨人は「テーマパークのアトラクション」であると判断しました。 USJやディズニーランドが近いでしょうか、客席はアトラクションの搭乗席であり、映像は「スリルとショック」を演出したモニターです。 わあ!巨人が来た!わあ!人が食べられた!グロい…これってヤバい! そんな怒濤の絶叫系ゾーンを越えたら、キャラクター人形たちがなにやら思い思いに動いているゾーンへ。 あの人形はあの人形が好きそう、あっちではエッチなことしてるね、あの人形は悪そうだ……そう 、カリブの海賊のあのゾーンです! といった感じなのでまあキャラクターに感情移入はできません。 勝手になんかやってるな…という。 そうこうしてるうちにまた絶叫ゾーンへ… アトラクションなので乗ったあとは「そこそこ楽しんだ」感覚になります。 劇場を出た時点では、評価を☆3くらいにするつもりでした。中の中かな、と。 ただ、感想をまとめているうちに「いや…映画としてはどうなんだろう」という気持ちに…。 待てよ…果たして「面白い映画」だっただろうか?と考えると確実に「面白くない」んです。お話が。 それこそアトラクションの映像それ単独で観ても微妙ですよね…。 映像自体も、すごいとは云いましたが、映画としてはそれほどすごくはないのです。 巨人はお化け屋敷のスタッフさん、ものすごく「人間」なんです。不気味に歪んだ体躯を、せっかくの特撮でなぜ表現しなかったのか…。 立体機動は、正直役者さんが演じる以上、あの「ぶら下げて合成しました」感は仕方ないでしょう。 せめてカメラワークで勢いを演出してくれれば…日本の特撮VFX技術では「やっぱり無理だったか」という悲しい結論ではあります。 要するに…観てる間はそこそこ楽しんだはずなのに終わってみたら意識に残らない…瞬間的絶叫系アトラクション…それが実写進撃の巨人でした。 最後に、 7月半ば、仕事上で実写進撃の絶賛レビューを依頼されお断りしました。 各所、ライターや作家が同じような言葉で絶賛しているのは、そういう依頼があるからです。 こういった慣習、もうやめにしませんか? 追記します。 レビューが取り上げられたそうなので追記します。 試写招待で「ブログ(記事)レビューよろしく」は通常、普通にありますし、町山氏のtwitterでも、招待されレビューを頼まれた方のレビューRTがされています。 記事に誤解があるようですが、監督やそれらの方に依頼されたわけではありません。 普段、出版社やはたまた印刷会社にまでチケットを安くすすめられることがあります(ノルマがあるのでしょうか)。 今回は元々自分で観て評価したかったものを、「無償で観て絶賛レビューを」ということでお断りした次第です(yahoo映画のレビューではありません)。 仕事上の関係で頼まれたのでは、お断りしても自身の記事でこのレビューのような事はもう書けませんので、投稿致しました。

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