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ラストミッション (2014)

3 DAYS TO KILL

監督
マックG
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3.40 / 評価:731件

年頃の娘を持つオヤジへの応援歌

  • UrbanDockGoer さん
  • 2014年6月25日 21時19分
  • 閲覧数 1550
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

仕事では一目置かれているが、家に帰ると居場所の無いお父さん。 まだ小さい頃は子供も「おとうさ~ん!」と抱きついてくれるが、高校生にもなれば・・・。 それが娘なら、なおさら、その接し方に悩むお父さん。 世界中にたくさんいる、そんなオヤジの応援歌。


スパイアクションではあるが、半分は父娘の愛情劇。 “96時間/リベンジ”と似た構図だなと思ったが、どっちの脚本もリュック・ベッソンが絡んでいたのね。 彼の好みの構図なんですね。 でも、それが悪いとは言わない、 ただただ殺し合いだけのアクションものより、人間味が加わるのは、俺としては歓迎。 かつ、“96時間“より、本作の方が父娘の描き方が数段勝り、好印象の作品となった。


《物語》
イーサン(ケビン・コスナー)は腕利きのスパイ(エージェント)だが、夫、父としての役割は果たせず、数年前に妻子の元から去っていた。 あるとき、核兵器を売りさばく国際的武器商人組織を壊滅するCIAのミッション遂行中の怪我で担ぎ込まれた病院で、重い病で、余命3~5か月であるとの宣告を受ける。 イーサンは残りの時間をミッション遂行より家族との時間を優先しようとするが、CIA女情報員ヴィヴィ(アンバー・ハード)に臨床試験中の新薬をエサに「死ぬか、殺すか」と迫られ、ミッションを継続。

それでもイーサンは、ミッションを遂行しつつ家族との交流を取り戻すことを試みる。 イーサンのもう1つのラストミッションは娘に対する父親としての役割を果たすことだった。 CIAのミッション遂行と同時並行で、難しい年頃(16歳)の娘への想いを、ときにコミカルに、そしてハートフルに描く。


《感想》
アクションに関しては、ハリウッド映画としては、地味な部類か。 でも、それが物足りないといことではなく、アクションの派手さに頼らない展開と言った方がいい。 ケヴィン・コスナーのダンディズムが炸裂! 

女情報員ヴィヴィのクールビューティー&セクシーもオヤジには嬉しい。 こういうキツい女に俺は惹かれちゃいます(笑)  また、作品のラストを締める彼女の絵がカッコイイ!

娘に対するミッションだが、娘の幼少期の思い出ビデオが繰り返し、流され、 「娘って、可愛いよね」と観ているお父さん達に語りかけているようだった。 かく言う俺も、娘と一緒に遊んだあの日に連れて行かれ、主人公イーサンの娘を思う気持ちにたちまち共感してしまう。 娘を持つ父親は一網打尽でやられてしまうだろう。 これって、反則でしょ!? 


どちらのミッションの結末も意外性は無いけれど、後味の良い終わり方だ。 特に対娘ミッションが失敗に終わったら、世のお父さんは落胆しますから。

娘を持つお父さんは、これを観たあと自分の娘の顔を改めて観たくなりますよ、100%! 
「愛してるよ~」って(笑)





《おまけ》予告編について
この作品を観て、もう1つ感心したのは予告編の作り方。 客寄せ優先で、本編鑑賞の楽しみを壊すような、大事なシーン出し過ぎの予告編って多いですよね? そんな中、本作の予告編に使われたシーンはほとんどが、冒頭、掴みのパートから取っている。 だから、クライマックスを先取りしてしまうようなことは無かったし、かつ本編のエッセンスを適確に伝える(「思ってたものと違うじゃん」が無い)、うまい予告編だと本編を観て思った。
映画配給会社の皆さん、見習って下さい!

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