あらすじ・解説
1984年、ドイツのフィリップ・グルーニング監督は、フランスアルプス山脈にあるグランド・シャルトルーズ修道院に撮影を申し込む。その16年後ついに許可が下り、監督はおよそ半年の間修道院の一員としてほかの修道士同様に独房での生活を送る。りんとした沈黙の中、彼らはほとんど会話することもなく、礼拝、瞑想、祈りなどの日課を粛々と行う。
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予告編・動画
作品レビュー(23件)
- off********
5.0点
退屈という評のある中、クリスチャンでもない私が、3時間もの間スクリーンに釘付けになってしまったのはどういうことなのだろうか。 登場人物は風景の一部、そしてその風景は登場人物の存在様式が創り出している。大画面から、冷たい空気までが伝わって来る。 人気のない禅堂で、震えるような静寂に我を忘れた経験のある人、そしてそれを感じたい人には絶対にお勧めできるが、劇場でなければ効果は半減するだろうし、方向性を持ったドキュメンタリーではなく空気(沈黙)そのものに語らせる作品なので、評価が分かれるのもわかるし、退屈という人がいてもその人のせいではないだろう。 ただ、作品そのものは、ただの薄いドキュメンタリーではなく、修道院の佇まいが持つ力そのものの、少なくとも何分の一かは、生き生きと閉じ込めているというのは間違いない。
- じぇろにも
3.0点
ネタバレ祈る僧の横顔
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 柚子
3.0点
厳格な修道院… なんだか、雲の上の仙人みたいな雰囲気 自給自足かと思いきや、そうでもない物が結構あって、ホッとする(^-^; だよね 人間だもの 人間ゆえに、いろんな考え方があり、生き方がある キリストの教えと言っても、聖書を書いたのは人間であることに間違いはない 宗教は、一つの考え方として捉えれば、受け入れられるのかも… こんな世界もあるんだね 勉強になりました
- ang********
5.0点
先日WOWOWシネマにて視聴。 これはもう、どう表現したら良いのでしょうか。淡々と流される修道院の「日常の一コマ」。 説明字幕も、ナレーションも、音楽も何も無く、ただただありのままが映される。出て来る修道士は何ひとつ演技をしておらず。正面を向いてアップで写る修道士も、カメラを見ていない。いや、見ているのですが、意識が宇宙?天国?にある様な一種神聖な、ある意味不気味でもある視線。 これは説明のしようがありません。 始まって数分で熟睡する視聴者も居るでしょう。 何故だろう。私は魂をわしづかみにされました。 何の事もない日常の1シーン1シーンに心が震えました。 別に、神を感じた訳でも厳しい修道の姿に打たれた訳でも無いんです。 どう表現したら良いんだろう。 「この地上に、こんな場所があったんだ」な素直な驚愕? 見ているだけで空気が清浄になる様な、そんな映像。 でも、人には勧めたくない。どうせ、解って貰えない。 自分さえわかれば、それで良い。そんな映画です。
- sea********
3.0点
ネタバレ大いなる劇場へ
このレビューにはネタバレが含まれています。
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