あらすじ・解説
まほろ市で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のところへ、中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んで3年目。行天と凪子(本上まなみ)の娘はる(岩崎未来)を預かって四苦八苦する中、まほろ市の裏組織の人間である星(高良健吾)から、駅前で毎日のようにビラ配りをする怪しい団体「家庭と健康食品協会」の調査を依頼される。やがて、その協会は以前新興宗教団体だったことがわかり、代表の小林(永瀬正敏)が行天の過去を知る人物だと判明する。さらに調べを進める多田たちだが、思わぬ形でバスジャック事件に巻き込まれていく。
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作品レビュー(163件)
- エルナンデスエルナンデス
3.0点
狙ってだとは思うけど、後半の脚本が特にカオスすぎる。老人や子供の動きにリアリティがないから収拾がつかなくなってる。 多田と行天のキャラの良さでもってる映画だし、綺麗な脚本を好むタイプの人には向いてない映画
- アサシン
1.0点
ストーリーも酷いが、いつもながら松田龍平は無表情でセリフ棒読みだ、やる気あんのか?
- thr********
3.0点
前作やドラマと比べると薄味か。 というよりドラマが群を抜いて良く出来ていた。 本作は妙に説教臭い台詞が急にポンと出てくるのがイマイチだ。 まほろは登場人物たちのどこか変だけどナチュラルな会話劇や空気感が持ち味というか、そこが一番の肝なはずだが、 自然な掛け合いで進んでいた会話の中に突然堅苦しい説教台詞が始まるのに違和感があった。口調や語尾までいきなり変わるから余計に台詞感が凄い。 またバスジャックのくだりがいまいちパッともしないし盛り上がりもせず微妙だった点も評価を下げた要因だ。 一番グッときたシーンは屋上の曽根田のおばあさんとの会話。 ありきたりに様々な映画・ドラマでよく言われる内容の台詞だけど、 本作のが一番納得に足る台詞シチュエーションだったと思う。 瑛太、松田龍平のハマリ役具合は言うまでもない。 星くんの独特の凄みも、大森南朋の弁当屋の軽い感じも、松尾スズキの笑える感じも、本上まなみの捉え所の無さも、岸部一徳の隙の無さも健在。 麿赤兒さんのあの御年齢での鍛えられた身体にはビックリしましたね。 真木よう子演じる柏木さんも妙に安心感を与える良いアクセントになるキャラクターだと思います。 娘役の岩崎未来ちゃん、演技上手いですね。しっかりしていて安心して観てられます。 そして永瀬正敏。教団のトップという雰囲気を見事に演じていました。 教団員を演じていた方もそうですが、カルト宗教のあの何とも言えぬ独特な異様さ、空気感、一見普通そうに見えてどこか変な感じの人を見事に演じています。 最初に登場するバスに乗るエキストラ全員からその雰囲気を持つ人を選んでいる所に、監督の観察力が見て取れます。 とにかくこの映画は端役に至るまでミスキャストは一人もいません。 本作で探偵物語の工藤俊作のライターのパロディーが出てくるが、 敢えて台詞で触れなかったのは粋といえば粋だし、ちょっと触れてほしかった気もする。 松田龍平は母親似だとずっと思ってきたが、今作で目を見開いた時などはブラック・レインの松田優作の面影を感じた。 遺伝子って凄いなと本作のテーマに沿うようなことも思った。 はるちゃんの絵がラストというのもとても良かった。
- ski********
4.0点
ドラマ版にあった、スタイリッシュさや70年代の刑事・探偵ドラマの郷愁のようなものは感じない。 実際に東京の片隅でやってそうな便利屋。今なお引きずる、主役2人(特に、行天)の過去、心の傷をしることになる。彼らの今のキャラクター、人生にもつながる話なので、実に興味深かった。 ただ、映画最後のバスのシーンは少し残念。“バスのブレーキで拳銃誤発射”から始まった、一連のクライマックスは、これで終わりなの?という感じ。肩透かしを食らったような感じがした。 消化不良なので、またドラマ・映画で、この二人のキャスティングのまま、復活してほしいな。
- JUNJUN
3.0点
主演の二人、この二人がいないと成り立たない映画。いつまでもこの二人の掛け合いを見ていたい。
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