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柘榴坂の仇討
2014年9月20日公開

柘榴坂の仇討

1192014年9月20日公開

lud********

4.0

武士の生き様に感無量

古き武士の伝統、生き様に切なさが込み上げる素晴らしい作品だった。 明治維新で世の中が変わっても、武士であり続け、仇うちに生涯をかけた男の生き様に感動した。 武士の誇り、その規律、その精神、日本人が無くしてしまった尊厳。 と言うと堅いが、今でも形を変えて残り続けていると思う。 切ないまでの実直な家臣は、宿敵もまた同じ侍であることに辿り着く。 それは武士道でもあったか。 国を思う侍を断罪すれば、命をかけて国を思う侍がいなくなる…秋元和衛の言葉が印象深かった。 そんな侍たちによって維新は貫かれ、その後の日本を造った。 その考え方は、十人十色、それぞれの信条に基づく生き方を、おろそかに扱ってはならないと、何と人権的ではないでしょうか。 それは和の心。敵にも敬意を捧げる。 日本人って素晴らしいと思える一作。

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