ジストニア
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)


  • ymo********

    1.0

    ジストニアって何なんでしょうか?

    ”ジストニアって何なんでしょうか?” ”体がクネクネ動いてしまう病気” 神経難病であるジストニアと言う耳慣れない病気について患者会の副理事長である佐藤治子さんの脳深部刺激と言う開頭手術を中心に病気のみならず患者達を取り巻く現状や取り組みなどを描きます。 ”難病って概念がおかしいんですよ” ”患者さんの数わかりません” ”治せる病気なんですね” ”わかってもらいたいけど隠したい” ”心の病だって言われた” ジストニアに限りませんが難病を抱える患者の一番の問題は病気に対する偏見や無理解です。それに加えて医療費や周囲のサポートの欠如などは他の難病と同様の問題を抱えているように見えます。 ”わかってもらいたいけど隠したい” ”死ぬ病気じゃないし” ”だけど・・・” ただ、非常に辛くて苦しいのに別に死ぬわけではないということや隠しておきたいという気持ちが治療やアピールに消極的に作用したことがこれまでの取り組みの遅れに繋がったように感じました。 「ナレーションやる必要がない」 これは監督の舞台挨拶の言葉ですが、映画の冒頭で担当医の説明が的確であったので特にナレーションやテロップなどは必要なくあるがままを見てもらいたい旨を話しておりましたが全くもって不十分なように感じました。 ジストニアの患者さんや知識がある人は行間を補えるでしょうがそうでない人には難しいものです。舞台挨拶に登壇した患者さんも仰っていたように途中登場する人物(議員バッジを付けていたので国会議員とはわかりましたが)が厚生労働大臣とはわかりませんでした。また、ジストニアの一症例の書字障害である書痙の患者さんが登場しますが書痙というものを知らない人には書痙は治らないと言ったという医師の言葉が単なる不勉強なのかはたまたそうでもないのか書痙そのものに対する医者の一般的な理解を含めて書痙全体の説明が不足しているためによくわかりません。映画では医師の不勉強を批判しているようですが・・・・。 佐藤さんが受けた脳深部刺激に関しても、その仕組みがよく分からず、なんで電極を脳に挿入すると症状が改善するのかがはっきりと分かりません。この手術に関して言えば二回目の手術もしているようですが何の手術なのかわかりません。この辺りも含めて編集がかなり雑なように感じます。 「この映画は開頭手術の映像が公開されています」 ”まるで美容院でなにかやっているみたいでしょ” ”かゆいところありませんか?” 公式ウェブページには開頭手術に関する注意が書かれていますが、感じ方に個人差があると思いますが特にエグい映像のようには感じませんでした。また、局部麻酔ですので術中は医師と会話をしながらのものですがまるで映画「ロボコップ」を彷彿とさせある意味興味深いものです。 映像全体に関してもドキュメンタリー作品とは言え素人のようで稚拙なつくりが目につきます。 ”ジストニアであったこことによって色んな世界が開けた” とは言え、難病にあっても前向きな佐藤さんや患者さんたちには胸を打たれます。 ”ジストニア患者が救われますように願っています” ジストニアに限らず病気に対する理解が何より大切なことですので多くの人に観てもらいたい作品ですが・・・・。

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