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ある優しき殺人者の記録
2014年9月6日公開

ある優しき殺人者の記録

A RECORD OF SWEET MURDER

R15+862014年9月6日公開

fg9********

4.0

奇蹟を起こす神の触手なのか???

 …あらすじは、解説のとおり。  ジャーナリストのソヨン(キム・コッビ…大好きな『息もできない』の女子高生役)は、18人を殺した容疑がかかった幼なじみのサンジュン(ヨン・ジェウク)からの連絡で、指定された通りにビデオカメラを持った日本人カメラマン(白石晃士監督本人)を連れて待ち合わせ場所へ行く。  その直後、近くのマンションの一室に来るように指示があるのだった。  ソヨンたちがそこに行くと現われたサンジュンは本当は25人殺したと明かし、“幼いころに交通事故死したもうひとりの幼なじみのユンジンは自分が27人殺すとよみがえる”という神の声を聞いたというのだった。  で、包丁を手にしたサンジュンから、これから起こること全て記録するように脅され、また、もう直ぐ、この部屋に日本人のカップルが来て、その2人には首に痣があり、彼らを殺せばユンジンは生き返る、との妄言も聞かされる。  で、本当に日本人のカップルがやって来て、この日本人がバカップルで呆れ返るやら、不愉快になるやら……でも、その不愉快のイヤラシサが徹底しているので、胸元がゾワゾワとしてくる。  しかし、話しは急転直下する。  日本人カップルには首に痣がなく、首に痣があったのは…なんと、ソヨンとサンジュンなのだった。  ゲゲッ!  本当に死ななければならないのは、オイラたちなのかよ?  で、サンジュンは、必ず生き返るからとソヨンを諭して殺してしまったのだったが、その時、驚天動地の事態が出来するのだった。  ワォ~~!  何やら、空から巨大なイソギンチャクのような魔手がニョキニョキと延びて来たゾイ。  いやいや、これは奇蹟を起こす神の触手なのか???  これ以上書くと完全ネタバレになってしまうので、タイトルの『ある優しき殺人者の記録』の、特に『優しき』という言葉が秀逸な作品で十分見応えがあったとしておこう。  ところで、結末に超絶な美少女がチラっと映ったが、あれは誰なん?  白石晃士監督の作品は『ノロイ(2005)』しか観たことがなく随分と怖い思いをさせられたが、これは観て大正解だった。

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