あらすじ・解説
ある日、南アフリカのケープタウンで、引退した人気ラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていた物と同じで……。
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作品レビュー(106件)
- ********
3.0点
鑑賞後のどんより気分が酷く、見返したいとは思えない作品 いろいろ詰め込まれているが主軸は黒人差別だろうか 微妙に伏線にもなっている強めのセリフはだいたい差別関連 事件そのものは次々展開していき面白かった グロは結構キツイ 最後のアリの爆発は、そこに至るまでに散々否定して我慢してきた下地があるので、効果的な描写にはなっているんだろうと思う とはいえ全くすっきりしない救いのないラスト 「赦し」がテーマなら結局…と虚しくなる またブライアンにあまり魅力を感じなかった この重苦しく残酷な世界観の中に元妻との揉め事を入れ込まれても平和すぎて釣り合いが取れていない気が ラストの取って付けたような「赦し」もなんだかなあ とにかく終始暗かった
- rjf********
2.0点
概ね普通の刑事もの。捜査の部分はまずまずだが、登場人物ごとに家庭の事情が描かれており無駄が多い。本題に集中して緊張感を出してほしい。
- lun
3.0点
捜査物刑事ドラマと見せつつ、最終的には刑事がブチ切れて殺しまくるパターン。主人公連中も性格的に荒れてて、それやこれやで、ちょっと「セブン」感ある。 割と面白いんだけど、南アの過去の黒人差別という背景をぶち込んだのが台無しにしてる。 いやストーリーと密接に関係してれば物語に深みを与えるいいスパイスになるんだが、全然そうじゃない。ただ単に「そういう話」を入れたいだけだなこれ。だから主人公の過去という、いわゆる「一番押し込みやすい場所」に無理矢理配置したわけよ。 当然ストーリーから浮いてて、物語構造的にはなくても全然問題ない。 つまりブラックスプロイテーションの典型的な悪例。こういうのをメッセージ性が云々言う人は、見事に製作者の罠に嵌っている。
- Sato_タイ
3.0点
様々なメッセージが込められている作品であり、考えさせられますが、個人的に好きなシーンは ”Always I love you” というオーランドブルームに対して元妻が”Fuck you”と答えるところですね。
- タイムスリップ1.21ジゴワット
5.0点
差別とかだけでなく虐待され子供達は新薬の動物実験にされ死体は豚の餌にされるも警察は無視、というげにも恐ろしいお話。 どこまで真実なのかは分からないけど、主役はフォレスト・ウイテッカー演ずる子供時代に白人警官により局部を警察犬に噛み切られた過去を持つ、その為か黒人ながら警部に昇進した刑事役。原題「ズール」は南アフリカは元々「(ズール国)」というズール族の国家だったのにアパルトヘイト下では殆ど真っ当な暮らしが出来ずに当局の粛正対象になってる現状を描きます。 そんな暗黒歴史を経て黒人主将でワールドカップを制した偉業に改めて拍手を送りたい。
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