あらすじ・解説
1941年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに生まれたマルタ・アルゲリッチは、幼いころからすでに音楽家としての頭角を現す。ペロン大統領のはからいにより奨学金をもらい、12歳でウィーン留学した彼女は16歳で二つのコンクールで優勝する。その後、24歳でワルシャワのショパン国際ピアノコンクールで優勝し、世界各地で人々を魅了し続けている。
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作品レビュー(18件)
- aco********
2.0点
タイトルから「ピアニスト/音楽家」としてのアルゲリッチの素晴らしさが堪能できることを期待していたので、ちょっと拍子抜け。 一般的な家庭像を逸脱しているアルゲリッチの主に「家庭」にまつわる素顔を実娘が明らかにしてゆくドキュメンタリー。 というか、どちらかといえばその実娘による、母(アルゲリッチ)を中心とした自らの出自(ルーツ)をめぐるあれこれや謎を辿ってゆくドキュメンタリーと言った方がいい。 原題からして「bloody daughter」なので、(その意味・由来は映画のはじめの方で説明されるが)、「娘」である監督自身の存在がありきなのだ。 (とはいえ、おそらくこの「bloody daughter」というのは、同時にアルゲリッチのことをも指し示しているのかもな…、とも深読みできる。アルゲリッチとその母の関係にも踏み込んでいるから)。 さて、アルゲリッチの演奏は好きだが、彼女の音楽の秘密をその人生に探ろうとしたところで、そんなこと知らずとも胸を打つものは打つし、感じられるものは変わらないな…、という意味では、観ても観なくてもよかったわ…、という感じの映画。 唯一、アルゲリッチの豊かな表情や眼がとても印象に残り、魅力的だな、と感じた。
- カリブソング
4.0点
列車からの景色が見たようなと思ったら、アルゲリッチが新幹線で富士山の近くを通るところだった。直後に見慣れた塔が!別府のビーコンプラザだ!なんだか突然アルゲリッチが身近な人に思えた( ^ω^ )弾く前に不安になり「体調が悪い」とつぶやき、撮影している娘は、「いつもそうだった。演奏前の母は不安になり演奏後は最高の気分になる。自分は逆で、いつも演奏後の母に不機嫌な気持ちになった」と言うのになぜだか母娘の絆を感じた。娘の物語でもあるんだと思った。
- ame********
1.0点
「私には重要な人が居ない」てのがこの人のスタンスを象徴していそう
- has********
4.0点
ネタバレ天才脳
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rhs********
4.0点
この人のピアノには人生があります。
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