あらすじ・解説
1900年代初めのカナダ・バンクーバー。貧しい日本から新天地を目指してカナダにやって来た日本人たちは、想像を絶する激しい肉体労働や貧しさに加え、差別にも苦しんでいた。製材所で働くレジー笠原(妻夫木聡)やケイ北本(勝地涼)、漁業に携わるロイ永西(亀梨和也)らは野球チーム「バンクーバー朝日」に所属し、最初は白人チームにばかにされながらも、次第に現地の人々にも認められていく。
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作品レビュー(354件)
- drm********
1.0点
薄っぺらい、薄っぺらすぎる。 せっかく豪華キャストと素晴らしいセットと題材を持たせてもらって、なぜこんなにもつまらなく出来るのか? これ、公開当時どうだったのだろう? 製作費ペイできたのかな? などとくだらないことを考えてしまったほど退屈だった。 カナダ人に迫害? そういうことを片側からしか見ないとただのくそプロパガンダになるよ。 そうじゃないでしょ。日系カナダ人の苦悩をしっかり描いてよ。 これ、下手にキャストをふくらましたからダメだったのでは? 主要キャストをもっと絞り込んだら見せるべき話を集中してできたのでは? これでは、監督がただのオールスター映画を作りたくて原作を軽く見すぎているとしか思えない。 話にメリハリないし。 なんかヌルッと勝ちだしてヌルッと進んでいく感じが許せない。 亀梨くんのキャラもイマイチ定まっていない。 これは、亀梨本人の問題ではなく、監督の演出の問題。 野球を通じて日系カナダ人という立場を明確にし、カナダ人による偏見を払拭する といったわかりやすい物語がなぜ描けない? 難しいことは求めていないのに。 これでは日本人もカナダ人も浮かばれない。 後、思わせぶりなキャスト多すぎ。
- きゆひり
2.0点
ネタバレ無駄しかない作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nsh********
3.0点
高畑充希という女優さんを初めて知った映画だった。カフェで「私を野球場に連れてって」を歌うシーンは圧巻だった。 「たぶん、彼女は日本を代表する女優さんになるだろうな」と思ってから五年くらい経過したいま、順調にその階段を登ってらっしゃる印象があります。 それ以外は、まあまあかな。
- msa********
4.0点
カナダ移民の野球チームの映画で、実話を基にしてるらしい。 映画ファンで野球ファンとしては野球映画で気になるのは野球のシーン。 これは見事だね! 野球経験者の人をキャスティングしたのだろうが違和感はない。 ゴロのつかみ方やグラブ捌きは完璧だ! 太平洋戦争前のカナダの日本人街の雰囲気もいい。 そして万年下位の「朝日軍」がいまや日本野球の象徴ともいえる「スモールベースボール」で勝ち上がっていく過程が気持ちいい。 差別や貧困に負けずに野球に青春をかけた若者たちが日系人に勇気を与えていたのだろう。 その後、戦争に翻弄され野球ができなくなったことは悲劇だが、そこはあまり声だかにせず、爽やかな後味のあるいい映画だった。 評価が低いのが以外です。
- つとみ
3.0点
思ったほどB級感もなく、ちゃんとしていい映画だと思うが、どこか微妙な感じがするのは史実をベースにした物語だからだろうか。 バンクーバーで暮らす日系人たち、過酷な生活の中で野球で奮闘し勝ち始める前半。戦争が始まり、更に辛い日々に変化する後半。 この温度差というか、前半が勝利パートで後半が挫折パートという、物語として破綻してしまっている。 開戦からの後半を描きたい気持ちはわかるが、前半部分だけをフォーカスして野球で勝利していく様子だけの方が良かったと思う。 または、すでに野球で成功している場面から物語を始めるかだ。 事実だから仕方ないが、その後の日系人コミュニティを伝えるエンディングはもの悲しい。 負けない、屈しない、頑張るんだ、そういう作品のメッセージとも釣り合わず残念。 どっちにしろ、もう少し何か工夫があればもっと良作になり得た気がしてモヤモヤしたものが残る作品だった。
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