あらすじ・解説
大学卒業後、アメリカ留学を決意したソニ(チョン・ユミ)は、チェ・ドンヒョン教授(キム・サンジュン)に推薦状を書いてもらうため大学を訪れる。その帰り道、元恋人ムンス(イ・ソンギュン)と偶然出会った彼女は一緒に酒を飲むが、ムンスはソニに対して募らせてきた気持ちをさらけ出す。後日、ソニは大学へ推薦状を受け取りに行くものの、その内容に首をかしげる。
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作品レビュー(13件)
- rud********
4.0点
辛口評価が多いが楽しめる作品だと思う。 まぁ感性は人それぞれという事かな。
- wor********
2.0点
ダラダラとした印象。 チョンジェヨンの無駄遣い。 『シルミド』以降のチョンジェヨン主演作の中では『ガン&トークス』『公共の敵1-1』に続く駄作と思う。
- nn1********
3.0点
『ヘウォンの恋愛日記』とともにホン・サンスの映画センス全開の二作品。 どちらも男を手玉に取る今時の八方美人型女子大生が主役。 同時に鑑賞したが、本作の方がコメディタッチで男たちの惨めさが際立つ。本国でも女性を中心に大ヒットしたとか。 一方『ヘウォンの~』は、ヒロインこそ美形だが夢オチという設定が気に食わない。 複数の人間が会話する場面はすべて固定カメラの長廻し。しかもアドリブのような緩い日常会話が延々と続く。演じる役者は大変だろう。 両ヒロインとも恋愛相手に家庭を持つ映画監督兼大学教授がいて、彼らのあまりのへたれぶりはカリカチュアライズされ過ぎているように感じた。 これは監督の自虐心?それともアイロニー?
- mar********
3.0点
喧嘩や感情を露わにするシーンがなく、話が淡々と進む。お!良い事言うなと思ったら、次のシーンでは、その言葉は使い回され、ありきたりの言葉に成り下がる。主役のソニは憎まれない不思議な女だと思う。男が集うと女の話になると思うが、お互いに肝心な事は話さない。何かを感動するために観るようなものではないし、日頃フルコースになりすぎる映画が多い所、これほどあっさりさせたのは久しぶりだなと改めて思う。日頃、映画から受ける感動は幻想かもしれない。そしてこの映画の場合、表情をアップさせる事はなく、ソニの顔も覚えていないし、男たちの顔も覚えていない。でも、この映画を観る人は、この4人の人間達の情のもつれを、たまたま傍観している者だ。現実の世界にこそ、面白い事があるのだ気付く。もしかして、主人公は自分なのかもしれない。
- kyu********
3.0点
正直、ホン・サンス監督は大の苦手です。 韓国映画だから一応チェックしているだけです。 「カンウォンドの恋」「秘花」「浜辺の女」 「映画館の恋」「アバンチュールはパリで」 「ハハハ」「教授と私、そして映画」 ……みんな退屈です。寝ます。時間の無駄です。 面白い韓国映画を見るつもりで期待して見ると、 完全に裏切られて嫌いになります。 ただ、大の苦手と言いながら、 これだけチェックしていると、 鑑賞ポイントが分かってきます。 ホン・サンス監督作品の場合、 ストーリーに期待してはいけない。 この人、語り口のみにしか興味がないのです。 冒頭でソニに対して先輩が声を掛ける。 ソニは教授の行方が知りたいだけなのに、 先輩はソニに下心満々。 一方的に自分の気持ちを押し付ける側と、 気持ちを押し付けられてうんざりする側。 そんなかみ合わない会話を描くことが、 この映画の目的なのです。 ソニが3人の男の誰と結ばれるかとか、 ホン・サンス監督はそんな恋愛劇に全く興味はない。 ソニ、教授、ジェハク、ムンス。 主要登場人物4人が入れ代わりながら 2人の会話を延々と続けるだけ。 その会話はどれもかみ合っていない。 片方が一方的に自分の気持ちを垂れ流し、 片方はそれをイライラしながら聞かされる。 会話はどれも最後には同じような話になる。 イライラするのは話を聞かされる方だけじゃなくて、 その映画を見ている私たちも、ですわ。 結局男たちは、ソニを好きでいながら、 ソニの気持ちは何も見ていないわけです。 ソニはただ、推薦状を手に入れて留学したいだけなのに。 そんなソニの気持ちを誰も受け止めていない。 そういう皮肉なメッセージが伝わったので、 ホン・サンス監督作品としては異例ながら、 ★三つを付けさせていただきました。 88分という短さも評価しました。 ホン・サンス監督には 2時間を軽く超える地獄のような退屈作品もありますから。 特にこの監督の作風のファンだという方ではない限り、 他の作品は見ないほうが賢明です。
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