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フランシス・ハ

FRANCES HA

862014年9月13日公開
フランシス・ハ
3.6

/ 324

17%
38%
32%
8%
4%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(67件)


  • まめた

    3.0

    フィーヤンの漫画にありそう

    いい大人になってるのに計画性もなく 当然お金もない。 夢は持っていたが才能もなく かといって諦めて別の仕事につくでもない。 だけれども結婚するとか田舎に帰ってちゃんとしなきゃというのでもない。 できることなら幸せになりたいと願うが 空気を読めないどんくささで せっかく美人でもモテない。 ないない尽くしのダメンズならぬダメ女子。 文におこすと身もふたもないけど こういった人物は珍しくなく 己も含めて案外たくさんいるのでは。 変に自己嫌悪に陥ったりもせず 無様でも走り続ける彼女をなんだか嫌いになれない。 大人になり切れない感覚が 自分の中にもあって自分自身を重ねてしまうようなところもあるせいだろう。 ハッピーマニアなどのフィーヤン(女性向け漫画雑誌)に 載っていそうな感じだと思いながら観ていた。

  • yrh********

    4.0

    夢と現実の折り合い。苦くも瑞々しい青春

    Netflixで鑑賞。主演は今最も才能ある映画監督のひとりであるグレタ・ガーウィグ。監督は彼女のパートナーであり、離婚映画の名手(?)ノア・バームバック。今をときめくアダム・ドライバーも出ていて、小編ながら才能ある人たちが集まって作ったセンスのいい作品て感じ。モノクロで省略の多いカット割りが小気味よく続く。トリュフォーのオマージュかなと思う。 もう10年近くも前の作品であるが、青春映画として今見ても瑞々しい。主役のフランシスはNYで親友とルームシェアしながらダンサーを目指している。しかし実力的にも年齢的にもプロダンサーは正直言って厳しそう。カンパニーの主催者はそれらの客観的な事実を率直にフィードバックしてくれるが、フランシスは受け入れることができない。 親友のソフィーも自分の人生を歩んでいく。友達として喜ぶべきことなのに、寂しさのあまりフランシスは素直になれない。あっちもこっちも上手くいかない彼女は、周りの万事順調そうな人たちについ嫌味を言ったり、強がって見栄をはってしまったり、そして自己嫌悪に陥ったり。 男女関係なく、この青春ならではの苦さや恥ずかしさは、多くの人が心当たりあるのではないかと思う。ジタバタとカッコ悪くもがき、都会で寂しさに耐え頑張る彼女は、でも決して孤独じゃない。少し俯瞰してみれば、家族も友人も職場の人も、多くの人が彼女を好意的に迎え、それぞれの距離感で愛している。世界は決して敵じゃない。 現実を受け入れた彼女は、現実と夢の折り合いをつけるやり方を見つけつつあるのだと思った。かつて突っぱねてしまったカンパニー主催者からのオファーを受け入れ事務員として働きつつ、コリオグラファーとして新たなキャリアを歩み始める。 これは俳優出身で監督として才能を大きく開花させたグレタ自身とも重なって感動的(グレタが俳優として才能ないわけじゃないが、監督としての力量の方が凄そうなことは否めない)。 大事件が起こるわけでもなく淡々と話が進むが、ちょっと苦いながらも清々しい青春映画として、素敵な映画だと思う。

  • hik********

    3.0

    「ハ」ンパなワタシで生きていく。

    個人的には、期待していたほどでは…という感想。それなりには良かった。 主人公・フランシスの無邪気な日常を、赤裸々に綴るオープニングから映画は始まる。 このダイジェストながらも簡潔に巧くまとめ上げている手法は、後年のノア監督の「マリッジ・ストーリー」のオープニングでも踏襲されている。 ストーリー的には明るい話では無いのだが、モノクロの映像を通して、まるで往年のミュージカル映画のように仕上げているのが観ていて楽しい。 本作の肝となるのが、やはりフランシスのキャラクターだろう。 常に陽気でペラペラとよく喋る、落ち着きの無い幼稚なで歳不相応な人物。 そんな彼女が挫折な軋轢を経て、前を向いて歩き出す様を、あくまで奔放に、そして瑞々しく描いている。 青春と呼ぶにはやや遅いかもしれないが、どこまでも遮二無二すすんでいく彼女の姿は痛快だ。 これを変に長編にせず、たった86分という短編にしたのは正解だと思う。(ちなみに「イカとクジラ」は81分) そしてラストで分かる、「ハ」の意味。 そう。フランシスは、“今までのフランシス”から、“次の一歩”へ踏み出したことを想像させる、実に粋なラストだった。

  • tyo********

    2.0

    ネタバレ見る人が男か女かで変わりそう

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • npg********

    3.0

    そうね、ある意味青春ね

    なんでモノクロなんだろーっていうのはさておき NYとパリ・・ オシャレやなと さすが芸術の街

  • あき

    3.0

    走る、走る

    再見です。グレタガーウィックをちゃんと見てみようと思ってみました。でも、ひたすら走るフランシスの印象は変わりませんね。へこんでも、ラッキーでも、痛くても、ハッピーでもひたすらに走るのです。青春というにはトウのたった女が転びながら軽やかに走って行く姿が、人生捨てたもんじゃないと思わせてくれます。

  • dkf********

    2.0

    純粋に作品として惹かれるものがない

    グレタ・ガーウィグは豊かな才能を持った映画監督として、これからの映画界で動向が注目されるキーパーソンのひとりとなりそうだが、実は女優としての彼女を観たことがなかった。 一応これが女優としての代表作ということだが、ガーウィグの半自伝的なストーリーらしい本作は何やら小洒落たアート系作品みたいな作りが純粋に映画としてつまらなく、全く響いて来なかった。なにしろ86分しかない短い尺の中で一番心が動いたのが、ラストのタイトルの由来シーンだったりするくらいだ。 出ずっぱりのガーウィグ自身も特段演技力の力量を評価されるような見せ場もなく、女優として可もなく不可もない印象。ぶっちゃけ、このまま女優一本でキャリアを積んでも大成するまでは難しかったかもしれず、早めの二刀流への路線変更は正解だったのかもしれない。本作でも共同脚本に名前があるが、彼女の製作志向はこの頃から高かったということだろう。 監督は当時ガーウィグと不倫関係にあって、現在は夫になっているらしい。さては愛する不倫相手の魅力を描きたかったのか?と下世話な想像するのは下衆の勘ぐりというものか。

  • predawn

    3.0

    こじらせ女子映画

    同じテーマならレナ・ダナムの方が本物だと思う。

  • ゆきぼうず

    4.0

    30年以上前に観た映画に

    ウッディ・アレンとダイアン・キートンの白黒映画「マンハッタン」みたい。あれも、普通の人達の普通の選択の話だった。それにしても憎めない主人公だなあ。

  • yos********

    4.0

    ほぼグレタ・ガーウィグの自伝

    ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語の関連作品として鑑賞。グレタ・ガーウィグが主演と脚本を兼ねている。 ダンサーを夢見る27歳のフランシスが、ルームメイトルームメイトとの諍いや、パリへの旅行などを経て、振付師として人生の一歩を踏み出すまでの物語。 これって、ほぼグレタ・ガーウィグの自伝であると共に、レディ・バードの後日談的なストーリー、かつストーリー・オブ・マイ・ライフの下敷きとなっている物語と言っていいでしょう。 モノクロームの映像や音楽がスタイリッシュだし、テンポのいい編集が気に入った。

  • ryo********

    5.0

    こんな私で生きていく。

    書店に山積みされてるありふれた自己啓発本に違和感を覚えた経験のあるあなたの心臓に間違いなく刺さる、輝かしい傑作。6年ぶりにリピートしました。当時ちゃんとレビュー書いてなかったので、長文書きます。 「リトル・ミス・サンシャイン」のフーヴァー家は家族全員が人生全敗街道まっしぐらな人たちだったけど、フランシスは僅差の連敗街道をひとりひた走る。そんなつもりは全然ないのに、次々と可能性が消えていく中で、どうやって自分の居場所を見つけていくのか。 モダンダンサー目指してる27歳の実習生。 フケ顔と言われ、不器用でとにかく鈍臭くて、部屋は乱雑で掃除しないし洗い物しないしすべてにおいて大雑把。 人に嫌われるような人物ではないけれど、打ち解けあえることもあまりなく、グループでの会話でフランシスが話す内容はいつも微妙な空気をもたらすから、男女問わずいい関係が長続きすることはなく、住まいを転々としたり、失業の憂き目にあってお金ないのに弾丸2泊3日パリ旅行に行ったりと、計画性も持ち合わせていない。 周りの同年代は、器用に生きる人がいる、世渡り上手な人がいる。ちゃんと稼ぎがあり、身を固めていく人もいる。 でも、そんな他人に憧れるのはもうやめにして、中途半端なまま生きていく勇気を、ノシノシ歩くフランシスからもらう作品ですね。 そんなフランシスはよく、右から左へ移動する。 映画の基本的手法では、主人公が順風に生きている時は左から右へ移動する。この手法は、人間の本能的な部分に訴えてストレスなく物語を追うことが出来るからだと言われてます。敵やライバルなど、対立関係にある人物は右から左へ移動して撮られます。 もちろん全てのシーンがそういうわけではなく、基本的手法としての話として。 前半の山場に、デヴィッド・ボウイ「モダン・ラブ」に合わせてフランシスがNYを疾走するシーンがありましたが、基本的手法に逆らって、右から左へ走っています。 意味もなくエネルギッシュで、意味のわからないエモーショナルなシーンでしたが、軽快に走ってるかのように見えてどこかギクシャクしているのは、フランシスが大柄なせいもありますが、上述した基本的手法に逆らうことで、フランシスはまだまだ成長の途上にあることを観客の無意識レベルに訴えてるからなんですよね。 もちろんこれは僕がそう思っただけのことで、もしかしたら、たまたまなのかも知れません(笑) ところがですよ! 友人と連絡がつかず、パリの夜でひとり歩く姿も右から左なんです。 さらに! 色々踏み越えてわだかまりが解けたのに出て行ってしまったソフィーを追うフランシスも右から左! がんばって前を向いてもうまくいかないフランシス。それを象徴するこの3つのシーン。特に、先ほどは疾走と書きましたが、NYをあんなかっこ悪く走るシーンなど見たことがなく、定石の逆をいったからこそ名シーンになり得たのだと考えています。 キャラクターの名前を冠したタイトルが役割を持ち、大きなインパクトを与える作品としても特筆ものですね。これはご覧になってない方のために、書きません。いまここで生きている。そんな自分で生きていく。それを祝福する、鮮やかなタイトル。 そんなタイトルロールを演じたグレタ・ガーウィグ好きすぎる!フランシスって実在の人物か?と思えるぐらいのそこで生きてる人感が凄い!脚本にも参加し、後に監督にもなるグレタってかなりの才媛なのだと思いますが、本作においてはそれを感じさせない未熟な大人っぷりに大共感。 UndateableとかAhoy,Sexy!といった頻出ワードも楽しく、フランス映画とウッディ・アレンを彷彿とさせる作品を脚本から手掛けたノア・バームバック監督。「マリッジ・ストーリー」をまだ観てないんですが、ブライアン・デ・パルマが好きすぎて突撃インタビューかましたドキュメンタリー映画「デ・パルマ」(超面白い)を撮るような人でもあり、奥行きのある監督ですね。時間かけて全作制覇したいと思います。

  • じぇろにも

    3.0

    ネタバレ公園でふざける2人

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • rai********

    4.0

    ネタバレ粋なモノクロ作品。鈍感力、見習いたい

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • pan********

    4.0

    いちいち琴線に触れる表現にあふれている

    映画を個人的な好きの共感が大部分を占めて評価するのは気が引けけるが、(客観的な凄みを併せ持っていると楽)いちいち表現が琴線に触れる。こんな映画がたまにある。 セリフに共感とかほとんど感じたことないのに。 タイトルの理由も洒落てるし好み。 インテリアが好み。 空気の流れや間も心地良い。 表現したい事も絶妙。 後で見たら「イカとクジラ」の監督。やっぱり好み繋がりと納得。 ★4.2

  • i_d********

    5.0

    最高のテンポとリズム

    個人的な話ですが、某大手広告代理店に勤めてた、とか言って威張ってたオヤジ(なんの役職なのかは不明)が知り合いにいまして、彼が激推ししてた本作。 「ケッ」と思って放置してましたが、観てみたら、もう1カット目から惹き込まれました! モノクロームがむしろ本来の現実の色を脳内で想起させ、断片的なカットの連続は登場人物たちの日常の愛おしさをむしろ長く記憶にとどめさせる。 それでいて、奇をてらわないドラマでグイグイひっぱっていくのだから、これは見事としかいえません! 恐れ入りやした。

  • flo********

    4.0

    ネタバレイタさがビンビン沁みてくる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 一人旅

    5.0

    ハル・ハートリーの系譜

    ノア・バームバック監督作。 ニューヨークを舞台に、大人になり切れないヒロインの新たな人生の歩み出しを綴ったドラマ。 後に青春映画の傑作『レディ・バード』(17)で女優としてだけでなく監督としての才能を見せつけることになる才女:グレタ・ガーウィグが主演を務めた日常映画の秀作で、本作の脚本は監督のノア・バームバックとグレタ・ガーウィグによって共同で書かれています。 ニューヨーク(+α)を舞台に、バレエカンパニーの実習生として働く27歳のヒロイン:フランシスを主人公にして、それまで一緒に暮らしてきた無二の親友:ソフィーが近々引っ越してしまうことを知りショックを受けた主人公が自分も負けじと新たな人生の模索に奮闘するが、なかなか思い通り行かず失敗続きで落ち込んで…という“大人になり切れないヒロインの挫折と自立”を、NYの街角をそのまま切り取ったモノクロの風景に乗せて綴った、ハル・ハートリー作品を連想させる味わい深い日常映画になっています。 本作は、親友に対する依存度が著しく高かったヒロインが、友人・知人との関わりや故郷サクラメントでの両親との再会、パリへの弾丸一人旅などを通じて自分自身を見つめ直し、新たな人生の舵を切ってゆくまでの過程を見つめています。親友にべったりだったヒロインの、“主体性の獲得”を描いた成長譚であり、それは彼女が演出する“バレエ”というアーティスティックな自己表現として目に見える形で結実してゆきます。 “年齢的には立派な大人なのに、心はまだまだ未熟者”な等身大のヒロイン像に性別問わず共感を覚えてしまいますし、主演のグレタ・ガーウィグが一人空回りして深い孤独を噛み締めるヒロインを繊細に演じ切っています。

  • スズキ

    1.0

    どうだっていい事をカッコつけて映画にする

    悪くない小品だがそれだけ。アメリカ、ニューヨークの豊かさからこぼれ出したような小品。それ以上ではない。

  • old********

    3.0

    ☆☆☆

    ☆☆☆

  • has********

    5.0

    ネタバレ賛辞以外に書くことは無い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
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