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ぼくを探しに (2013)

ATTILA MARCEL

監督
シルヴァン・ショメ
  • みたいムービー 113
  • みたログ 277

3.61 / 評価:157件

テープで貼り合わされていて良かったな

  • fg9***** さん
  • 2017年4月26日 16時45分
  • 閲覧数 664
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説のとおり。
 『イリュージョニスト』のアニメ作家・シルヴァン・ショメの実写初挑戦のファンタジー・コメディだ。
 主人公のポール(ギョーム・グイ)は、2歳の時に両親を亡くしたショックから言葉を失ってしまっていた。
 それ以降は叔母姉妹に育てられてピアニストの道を歩んでいたが、叔母姉妹の経営するダンス教室のピアノ伴奏を務めていた。
 そんなある日、同じアパートメントに暮らすマダム・プルースト(アンヌ・ル・ニ)という女性と出会う。
 マダム・プルーストの部屋を訪れると、部屋というよりは、花木・野菜で埋め尽くされた温室のようだ。
 そして、彼女の推奨のハーブティーを飲んだところ、意識はぶっ飛んで、いや、解放されて、2歳の両親が元気な頃にトリップだ。
 これまでの朧気な記憶だと、優しいママとおっかないパパの記憶しかなかったもんで、二人が仲良く映っている写真は、パパとママを切り離してママだけを飾っていた。
 そして、度重なるトリップの果てに、ママとパパの本当の亡くなった理由に思い至る……といったストーリー。
 映像は綺麗だし、音楽も素敵だし、アン・ドゥ・トロワのワルツ、ピアノの旋律、ウクレレの音色も心地良かったな。
 あまり可愛い子チャンタイプではない中国人の女性の登場には腰が引けたが、ポールに向かっての第一声の、『あなた童貞?わたしは処女よ』には笑った。
 で、この女性の登場はこれっきりしてくれと念じたが、なんとポールの奥さんになるとは面喰らったな。
 カエルの音楽隊はユニークだったな。
 マダム・プルーストの存在も際立っていたが、顛末はチョッピリ切なかったな。
 このアンヌ・ル・ニという女優は、見る角度によっては、室井滋に似ていたな。
 パパとママの切り離されていた写真が、テープで貼り合わされていて良かったな。
 エンドクレジットの後に、叔母姉妹が砂浜で躓くシーンと献辞が流れたが、アニー叔母さんを演じたベルナデット・ラフォンの遺作だったらしい。
 享年74歳らしいが、偶然にも、前レビュー『テレーズの罪』を投稿したが、その監督クロード・ミレールの『なまいきシャルロット』に出演していたとは……。
 ポールの両親の事故の顛末と、話すことの出来ない人の定まりの幕引きに~ちょっとね~という気持ちが湧いてしまったので☆一つ減じたが、一見の価値は十分にあった。

詳細評価

物語
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