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劇場版 零~ゼロ~
2014年9月26日公開

劇場版 零~ゼロ~

1052014年9月26日公開

ani********

3.0

ネタバレ百合映画(マリア様&1999年の夏休み)零??

元々零初代からプレイしてる程度で、この映画に関しては あまり予備知識もなく、他映画の予告で観る限りは 期待できないなぁと思いながらも、前売り購入し観に行きました。 冒頭からのイメージは、未だに根強いファンがいる 1999年の夏休みを彷彿とし、映像美と懐かしいような なんとも例えようのない気持ちになりながら、映像に引き込まれていきました。 思春期の女の子独特の目立つ同性の子に惚れてしまうことは 私にも経験があるので、内容はよく理解できましたし 中盤までは良かったし、少しの恐怖感とわくわく感が持てましたが いきなり後半からえっみたいな展開になり、消化不良のまま終わりました。 起承転結もちゃんとあったし、漫画やゲーム原作にありがちな 意味不明なストーリーでもなく、想像以上で 金返せな気持ちにまではならない出来ですが、 一行で説明するならば TVの心霊番組内の短編ドラマを予算拡大し長編映画にしたような内容でした。 観て良かったと思う点は、 主人公のハーフっぽい子が生けるビスクドールのようでスタイルも良く 美しすぎて、人形のようで見惚れました。 同性から好かれるという役柄とぴったり合っていた上に、 もう一人の主人公の女の子もボーイッシュな感じで 役柄に合っており、1999年の夏休みの深津えりちゃんみたいな雰囲気でした。 2人とも演技も上手で違和感がなかったこと。 歌は口パクではなければ、凄く綺麗な声で上手かったです。 他の女の子たちも、ちゃんと演技していたこと。 先にも書きましたが美しい映像美と独特の雰囲気が上手く表現できていたこと。 礼拝室で降臨してきたシーンも強く印象に残りました。 ゲームで体感した射影機をドラマの中で観れた事。 ラスト辺りのハーフっぽい子と一緒に移りこんだ少女たちのシーン です。 えっ?と思った点ですが、 途中出てきた、死に化粧屋さん兼イタコの人たちはなんなんでしょうか。 登場した途端、B級臭がプンプンしてきました。 イタコ=禿げたタコをかけてるのでしょうか? 序盤から出てきた金髪のゴスロリの女性もパン屋の工場で働いて 恐らく母子家庭のような人でしたが、この人の設定も 意味不明でした。 (子どもは射影機と関係してきますが) なんで女学園の子達の間であだ名がついてて、そのあだ名の意味は何? 休憩で従業員が外でタバコ吸ってるシーンが妙にリアルでしたが 何を表現したかったのかよく理解できませんでした。 あの女性が実際は代々続く写真屋さんで、という設定を生かしたほうが 恐怖が倍増したのではと思います。 あの学校の卒業生という設定でしたけど、 なんでゴスロリして、パン屋で働いてて 子どもがいて、すべてを知ってる感じがしながら 特に役に立たないし、 学園長室?に出入りできるのか謎でした。 シスター先生の弟はただただ気持ち悪かったし こんな男、良家の子女のいる寮のある学園で生活させないでしょ 見るからに犯罪犯しそうだし。 この点も矛盾感じましたし、姉が生徒を殺害した動機もちょっと弱かったです。 この姉弟は不要でした。 そして、零というタイトルは、射影機がキモのはずですが、全く生かされてない。 意味不明なガキが街中の霊撮って歩くとか、そういうのちょっと違うでしょ。 射影機の役割ってなんでしたっけ? 霊写るだけのカメラじゃないでしょ? 零の初代が評判よかったのって、霊をカメラに封じ込める(倒す) これが斬新で受けたはずで、これがないなら零ではありません。 最低でもその設定は残してほしかったです。例えば 母親が写真館の跡を継いでて子供とともに霊感あって、 店も心霊相談受けてるとか、それなりの前触りでないと 全く意味が分からない行動になりますよ。 べたでいいんですよ。 とにかく百合を強調したかった感じですが、ホラー映画でもない出来でしたし ゲーム知らない人が観て理解できるかな?出来ないでしょうね。 再確認したいシーンはいくつかありますが、 駄作とまではいかない出来ですが、もう一度映画館に行って 観る気持ちまでは持てません。 百合色を意識しすぎて、変な方向性に逝っちゃった感じ そこを意識しすぎなければ、 もう少し何とかなったんじゃないかなと思う出来でした。 後、パンフレット作られてないんでしょうか? 現時点ではネットでも売ってないですね。

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