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海月姫 (2014)

監督
川村泰祐
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3.40 / 評価:1,904件

あまりにもひどい

  • bar***** さん
  • 2019年2月6日 10時33分
  • 閲覧数 764
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

海月姫。たしか東村アキコさんの漫画でしたよね。私少し読んだことがあります。面白かったです。

ただこの映画は……見ていられませんでしたね。

まず冒頭からですが、場面全体が暗すぎます……この監督は光の使い方も分からないのかと震えました。なぜコメディでここまで暗くする必要がある? 邦画ってほとんどがそうなんですけど、光を取り入れてもまだ暗いんですよ。光が強すぎるので、反射光や影がくっきりしすぎて、全体的に色あせて見える+暗く見えるんです。何でそういったところを海外の映画から学ばないんでしょうか。びっくりしてしまいました。あまりに暗すぎるので。

そして大根演技……主演の方々は割とマシ……でもないですね( ;∀;) いかにも「演技しています! こういうキャラクターを演じているんです私!」という感じです。といってもTVドラマの役者なんてみんなこうですけどね。でもうまい人の演技は決してそうじゃないんですよ。二宮くんとか、大泉洋とか、とても自然に演技していますよね。彼らは「人間」を演じているんですが、ほかの凡庸な役者は「キャラクター」を演じているんです。

といいましても、役者だけが悪いわけではなくて、これはそういう味付けを志向した監督や演出家の責任ということになります。役者は割とどんな演技でもできる人が多くって、あとは演技を注文する側の仕事になるわけですが、この人たちがあまりにもひどすぎる&映し方も全くひどすぎる(さっき言った「暗すぎる」場面の多さもそうです)から、大根のように見えるのです。ですから上手な人が撮れば、大体の役者は上手に見えるものなんです。

コメディや漫画原作の場合は、高確率で役者の演技がひどくなります。それは、演出家や監督が「人間」よりも「キャラクター」を演じさせようとしているからだと思われます。本当の人間など、あまりにも臭みが強すぎて出せないと思っているんでしょう。視聴者が求めていないのだと。しかし本当のところは、臭みを抜く方法はたくさんあって、そういった手法を知らない&用いることができない制作陣の無能さが表れているのだと思います。

再度言うようですが、場面全体が暗いこと(光を取り入れても暗い=光の使い方の無知)は、あまりにも低級なミスなので、それ以上の演出関係の問題は、当然この人たちには解決できない問題だと思われます。ですからどうこう言ったところでダメなのですが……私は東村先生の独特な味付けがすべて失われているように見えて仕方ありませんし、邦画全体のことを考えても暗鬱とした気持ちになってしまうのです……。

海外のB級映画もたまに見ますが、ほんとこの『海月姫』はB級スレスレだと思いますよ……漫画の名に傷がつくので、こういった方々にはオリジナルストーリー以外に手を出してほしくないですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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