2014年12月13日公開

おやすみなさいを言いたくて

TUSEN GANGER GOD NATT/1,000 TIMES GOOD NIGHT

1182014年12月13日公開
おやすみなさいを言いたくて
3.9

/ 235

28%
38%
29%
4%
1%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(48件)


  • goo********

    5.0

    ネタバレ両方ほしかったのに

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ayu********

    4.0

    心がいたい

    みんなの気持ちが分かって心いたい。 いい家族だ。 あと、おうちが素敵でした。

  • dkf********

    3.0

    子供を作るな!という話で済まない深い作品

    イスラム教徒の女性が自爆テロ犯に変身する一部始終を描いたオープニングがまず衝撃的。こんなショックキングな場面は他の戦争映画でも観たことがない。この冒頭シーンから「ハートロッカー」のような緊迫した戦争ドキュドラマを大いに期待したのだが、作品の核はそこではなかった。 端的に言って、ジュリエット・ビノシュ演じるレベッカのキャラに全く共感できず、ただの独善的で無責任な女にしか映らない。あんな危険と隣り合わせの仕事をするなら、家庭を持って子供を作るなよ!と言う話だが、まあ、それを言っては映画にならないわけで・・・ とはいえ、観終わって振り返ると、作品そのものの完成度は高い。長女役の子役は思春期の女の子の複雑な心情を自然に演じているし、旦那役(知らない俳優だが)の抑えた演技も素晴らしい。アイルランドで撮影されたというレベッカたちの住む家の海辺のロケーションも美しく、心に残る場面はいくつもある。 特にラストは秀逸。レベッカの身勝手さに終始イライラがつのったとはいえ、そう来たか!と思わず唸ったあのラストで個人的に評価が星半分だけ上がった。だから実際は★★★☆。クオリティの高さはレビューが物語っている。 レベッカの生き様に共感できるか否か、この作品をどう評価するかはそこのみだと思う。

  • kih********

    5.0

    報道写真家の生の表情を娘から撮られた。

     アフガニスタン、コンゴ ―― 世界的な女性報道写真家 レベッカ。アイルランドには、2人の娘(長女は心を閉ざしている)と、やさしい(しかし心が破れた)夫が待つ家。夫「待つ気持ちがわかるか? 娘たちはいつも母親の死に怯えながら暮らしてる。」母として妻として、人生をやり直そうとしたレベッカ。しかし、彼女は‘見捨てられた世界’から必要とされる。愛と信念のはざまで ――、使命ある仕事か、愛する家族か。彼女が選ぶのは ―― と、劇場版予告編の字幕をつなぐと、本作の内容が分かる。原題は『A Thousand Times Good Night』  これまたずっしり重い映画だ。「家庭人として生きるか職業人として生きるか」という女性の人生がテーマではあろうけど、ことはさほど単純ではない。男性であっても、十分考えさせられる内容である。  予告編で匂わされる「彼女が選ぶのは」この際どちらでもいい。「待つ気持ち」「怯えながらの暮らし」の夫や娘たちの心の動揺、それに連動して「愛と信念のはざまで」悶絶する妻の心の動揺。一直線に(迷うことなく)進むのもよくある話だが、実際にはこのように、気持ちは動き、揺れるものであろう。そこに人々の共感が集まる。  印象的なシーンがある。母・レベッカが心を閉ざした娘に必死の対話を試みる。でも、娘の心は開かず、母のカメラで母の表情を連写する。これには母も参ったであろう。‘見捨てられた世界’で、いつも撮る人だったのが、今自分が取られる人になったのだ。ポーズを取るわけにもいかず、制止することもできない。ここで、母親は何を感じたか。  茶化すつもりはないが、我らが寅さんのタイトル『男はつらいよ』じゃないけど、つらいのは男だけじゃなくて、女は女で『女はつらいよ』というところか。  弾ける女性があらゆるジャンルで活躍する時代、“自分らしさ”を見出し磨く姿をよく見かけるようになった。本作はそういう女性の教科書になるかも。ただし、ここには「磨き方」(それは鍛われ方と同義)は示されているが、これがお手本というものは示されていない。

  • hor********

    3.0

    暗い映画だが考えさせられる

    意義ある仕事だろう。 しかしまあ、なんだかな、死が好きな人とは一緒に暮らせない。

  • fg9********

    5.0

    ……の渾身の演技に魅了される秀逸な作品

     …あらすじは、解説のとおり。  冒頭から、かなりショッキングなシーンが続く。  場所はアフガニスタンのカブールで、戦場カメラマンのレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)が写真を撮り捲っている。  その被写体は墓穴の底に横たわる女性なのだが、死んでいる筈の彼女が墓穴から起き上がり、参列者からお悔やみを言われながら何をするのかと思ったら、身体全体をダイナマイトを巻き始めたので吃驚だ。  要するに、自爆テロに赴く前の死の儀式を執り行っていたのだった。  で、その女性と一行は車に乗って何処かへ赴き、レベッカも同行する。  街中に近付くにつれて警察の検問も厳しくなり、只管に写真を撮り続けていたレベッカだったが、カメラマンたる使命を打ち捨てるが如く、『爆弾よ!みんな逃げて!』と叫び出し、その瞬間に爆弾が炸裂して紅蓮の炎が巻き上がり、辺り一面は砂埃と血飛沫に染まり、レベッカのカメラにも血が付着して地面に抛り出される。  で、この折には レベッカは大した傷も追わずに無事にアイルランドに帰国する。  彼女には、廃棄物に汚染された海を調査する学者の夫と二人の子供がいるのだが、彼らから次のように難詰されるのだった。  『もう、耐えられない!   僕と子供達は、オマエの死亡通知がいつ来るのか、毎日待ってるんだぞ!  いつまでこんな仕事を続けてるんだ!』  で、暫くの間は、レベッカも鳴りを潜めて平穏な暮らしを続けていたが、出版社からの新たな要請が入る。  今度の仕事は、比較的安全と言われているケニアの難民キャンプの取材だ。  長女のステフも母親の現実の仕事を目の当たりにしたいと願ったので同行させることにする。  で、安全とされていた難民キャンプをステフと共に穏やかに取材している矢先に、突如として、マシンガンで武装した男どもに襲撃されてしまう。  ガイドの男からは危険だからこの場を去ろうと言われたのだが、レベッカは、『お願い!娘を安全な場所へ!』と言ってガイドに娘を託し、自分は襲撃されているキャンプの修羅場に駆け込んで、その模様を激写するのだった。  こうなると、もう完全に戦争中毒患のようなものだ。  母親の身の安全を心配するステフは、恐怖に駆られてしきりに泣きじゃくるばかりだ。  で、この折も、母子ともに大事に至らずに帰国したものの、母子の心の間には深い溝が出来上がってしまい、しかも、娘のビデオカメラを見て、アフリカの難民キャンプで何あったかを知った夫に激怒されて家を追い出されてしまうのだった。  また、ステフから次のように言われるシーンでは胸が痛くなった。  『お母さんなんて、死んでくれたほうがよっぽどいいわよ。  そうしたら、みんなで一緒に悲しむことができるから……』  もうこれ以上、母親の死を心配しなくていい。  家族の間でのイガミ合いも無くなるということなのだろう。  しかし、ステフは、心の紆余曲折の果てに、学校の発表会で母親の仕事の持つ重要性を皆の前で発表するようになり、一方の戦争中毒のレベッカは再び冒頭の地に赴き、冒頭での被写体はうら若き女性だったが、今度身体にダイナマイトを巻き付けているのは幼気ない少女だ。  一心不乱に写真を撮り捲る戦争中毒のレベッカだったが、ダイナマイトを巻き付けている幼気ない少女を通して、レベッカの心にいかなる変化が訪れるや?といったストーリーだ。  喜怒哀楽の表情が巧みな、ジュリエット・ビノシュならではの渾身の演技に魅了される秀逸な作品だった。  また、エンドクレジットからAne Brunの『ダーリン・トゥ・ラブ』だと思われるエンディング曲にも聴き惚れてしまったので、文句なしの☆五つの作品だった。

  • gfq********

    4.0

    報道カメラマンにも家族がいる

    こうやって知らない世界を知れるのが映画のいいところ。 こんな残酷なことが世の中に起こっているなんて、映画の中だけではないのか?と思いたくなる。 妻が帰って来るのか?死の知らせがいつかきて、それを娘たちにどう説明するのか?と夫は妻が帰宅するまで不安に襲われているのです。 こんな生活もういやだ!別れる! 夫は叫びます。 この夫役のニコライ・コスター=ワルドーがとてもかっこいい! 妻役のジュリエット・ビノシュより若いよね?と調べたら6歳年下。 私の個人的感想ですが・・・ この夫婦の年の差感とママの見た目年齢からこの次女は小さ過ぎでは?という違和感があり、見ながらも気になってしまいました。 長女も天真爛漫な幼い妹とは違い、母を心配し、母が不在がちなのをさみしく思っています。それでも母を理解しようとするし、段々と母のようになっていく自分も感じるという思春期な娘を上手く演じています。 家族だから分かり合えるわけではない。 でも、家族にはわかって欲しい。 その葛藤の中でそれぞれが苦しみ、思いやり、頼り合います。 自爆テロという難しく重たいテーマと戦場カメラマンの家族の映画です。

  • tok********

    5.0

    世界への愛と、家族への愛と。

    苦しかった。 観終わったあとも、ずっとずっと悲しみや無力感が心に沈んで、響いてくる。 いまこの瞬間にも、実際にこのような事は起こっている。 そして私たちは日常でそれを身近に知り、感じることはない。 いつも通りの生活で、笑い、食べ、死への恐怖も感じず、友人と楽しいひと時を過ごし、明日のことを想う。 だが、どうだろう? わたしには、喉の奥に刺さった魚の小骨のように、世界のどこかで悲惨な出来事が起こっていることが拭えない。 笑っていても、幸せでも、どこかこれでいいのだろうか、と、わたしたちはこうやってみて見ぬふりをして、遠いどこかの国で起こる悲しい出来事を怖い怖いと言っているだけでいいのだろうか、と。 だから、どうしようもない内側から溢れ出す熱量を抑えきれないこと、とても共感でき理解でき、苦しかった。 家族も大切で愛おしくて、でも、もっとそれ以上に”わたしがすることが人を救う”という現実がそこにはあった。 家族の苦しみも、わかる。 母親がいなくなるかもしれない恐怖を持つ長女と、そんな子どもを見て心を傷める父、また夫としても愛する人が自殺行為を繰り返し繰り返し行うことは気が気でないし、自分がその立場でもやめて欲しいときっと思う。 でもやっぱり。 誰かがしなければならないことは、ある。 子どもに母親は必要だ。 でも、母親がいないということも、成長に繋がっていくことは事実。 暖かい家庭が全てではない。 全ての家庭が暖かいとも限らない。 たくさんの葛藤とたくさんの”理想と現実の違い”。いろんな葛藤を一つ一つ繊細に丁寧に描ききっていた。 素晴らしい作品だと思う。 劇中の音楽の表現力も素晴らしかった。 見事に感情をその場所に持って行かれた。 この世界が真に平和で満たされたものになるのに、わたしたちがするべきことは一体何なのだろう? 知ったのちに、何をするか。 一人一人が行動することにかかっていると思う。 決して他人事ではない、地球の反対側で起こる出来事に。

  • k_k********

    3.0

    自分には理解できなかった。

    危険な紛争地帯で、シャッターを押し続ける、カメラマンの女性の話。 命をかけてまで、彼女を突き動かすものは、何なのか、という部分を、もう少し丁寧に深く描いて欲しかった。 自分の母親が今日戦地で死ぬかもしれない、と毎日怯えながら生きる娘たちの気持ちを考えると、辛くてたまらなくなってしまいました。。

  • lov********

    5.0

    あまり期待していなかったが・・・

    特に情報もなく、たまたま観たのですが、冒頭から最後までグイグイ引き込まれてしまいました・・・。 戦場カメラマンとしての使命感、 愛する夫と娘を持つ母として、 個人の正義感と欲望、切っても切れない様々な感情に葛藤しながら生きる主人公の姿がとても丁寧に描かれ、またそれを表現してくれるジュリエット・ビノシュ他役者陣の表現力、監督のセンスがとても素晴らしい映画でした。 娘や夫の親子、夫婦、家族としての葛藤も丁寧に描かれていて、登場人物全ての感情が手に取る様に分かり、何度も涙が。 ジュリエット・ビノシュ素晴らしい! 娘の思春期の繊細さや成長していく演技、夫の葛藤も全てが過不足なく繊細に描かれていてとても見ごたえがありました! 観て良かった。

  • tee********

    5.0

    人間。

    良い意味悪い意味両方から人間の本質を捉えた名作。 自分のこれからを考えさせられました。

  • noi********

    3.0

    残念です

    取り組んだテーマが分散されています。

  • wda********

    4.0

    ネタバレ切なくなりました

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    4.0

    報道とは?

    主人公は女性の戦場カメラマンで、危険なところには本能的に飛び込んでいく。 アイルランドに家庭があり、夫は海洋学者で大学教授、可愛い娘が二人いる。 アフガニスタンで自爆テロを取材中に巻き込まれ、大けがをして帰ってくる。 夫からもう耐えられないと言われ、家事に専念することに。 長女が母親に感化され、ケニアの安全な難民キャンプに行きたいと言い出し、母娘は出かけるが・・・。 自爆テロで始まり、自爆テロで終わる、人類は賢いのか、何を伝えればいいのか。

  • pha********

    4.0

    ネタバレ家族を犠牲にしても伝えたいこと

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nag********

    3.0

    ネタバレ母親の身勝手

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mas********

    4.0

    おやすみなさいを言いたくて

    最近パリにてテロがありましたが、パリの報道はされてもアフガンやシリアなどでのテロは報道しない。 それはお金が絡んだ政治的な部分だから。 見捨てられた地域の犠牲者の方が断然多い、そんな事に気づかせてくれる映画です。 家族を犠牲にするのは写真家のエゴもあるかもしれませんが絶対に誰かがやらないといけない仕事だと思います。 もう少し戦争の悲惨さの描写があっても良かったかもしれません! だから☆4つ。

  • hau********

    5.0

    人間の愚かさ

    この世から争い事が なくならない限り 永遠のテーマ 必見

  • nat********

    4.0

    おやすみなさいを言いたくて

    今もどこかの国では 罪のない人への 銃撃・拉致・強姦・自爆テロ が起きてるのに・・・ 芸能人の熱愛報道や、アイドルのすっぴん公開など もっと伝えるべき情報があるのではないかと メディアの在り方に疑問を持つ。 〝死〟と隣り合わせの戦場で活動してる 数少ないジャーナリストやカメラマンの声に もっと耳を傾けてほしいね┐(  ̄ー ̄)┌ 画がキレイで、音楽もイイ♪ 戦場の話だけじゃなく、〝生〟への色々なメッセージが詰まった 素晴らしい作品だった☆

  • asq********

    3.0

    妻として母としては最低

    妻として母としては最低。 仕事人としては最高。 素晴らしいとか感動した、という感想は一切持てず。 終始、主人公の生き方に憤りを感じたて終わった。 夫は?娘達は? 他の方のレビューに『多くの犠牲により、少し救われる』とあったが、正しくその通りだと思う。上手いこと言われたと感心します。 伝えなくてはいけない、とは決まっていない。自分が『伝えるべき』という怒りが情熱になっているだけ。 確かに尊い仕事ではあるが、家族を犠牲にしていると思うと、結局はエゴに結びついてしまう。 ひとつの『葛藤』を捉えた作品としては素晴らしいが、それが戦争と家族を天秤にかけた結果産まれたと思うと、何ともやるせなくなる。

1 ページ/3 ページ中