あらすじ・解説
一緒に住んでいる彼氏に日々激しい暴力を受けているアキコは、ある日殺人ワークショップへの勧誘メールを受信する。ここのところ恋人に対して激しい憎悪を募らせていた彼女はそのメールに返信し、そのワークショップに参加することに。アキコが集合場所に行くと、講師(宇野祥平)のもとで、参加者たちの殺したい相手を皆で実際に殺す実技がスタートする。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- ron********
4.0点
白石監督による江野くん再び。 「オカルト」や「コワスギ」シリーズを観た方ならお馴染み、宇野祥平演じる江野祥平が主役の映画です。 今回はまだプロではない俳優の専門学校?の学生さんとともに作り上げた作品みたいですが、観ている間はそんなこと全然分からないくらい皆さん見事な熱演を披露されていました。 そしてやはり江野くんは相変わらず存在感抜群。 今回も怪しい魅力を放っていましたね。 殺したいほど憎い奴がいる人達が集まって、ワークショップ形式で「殺人」を練習し、実行していくという物語ですが、序盤から被害者になっていく側の胸糞悪い所業をこれでもかと見せつけられるので、凄惨な暴力シーンでも不思議と不快感はあまり感じません。 この辺りの作劇は上手いです。 また恐らく本作における「殺人」は「演技」のメタファーにもなっており、そういう意味で考えると先輩俳優宇野祥平が学生さんたちに演技の厳しさ、自分を解放する難しさを叩き込んでいく…という裏の味わいも出てきます。 凄く低予算でしょうが、見応えある作品に仕上がっていると思いました。 ひとつ難点を挙げるなら、血の出方や怪我の仕方がやや不自然なシーンが多かったくらいでしょうか。 「そんなところをそんな風に切りつけられたらもっと血が出るよね?」とか「その角度の殴られ方でそこに傷はおかしくね?」みたいなシーンが結構ありました。 まあでも映画全体のテンションに持っていかれて、そこまで気になって仕方がないというほどでもなかったですが。 勢いとスリリングなバイオレンス、関西弁で持っていく(?)本作も、白石監督ファン、江野くんファンは見逃し厳禁の作品です。
- スプレイ
1.0点
つまらない。包丁で刺すシーンがめっちゃリアルで見てられない。
- opo********
4.0点
ネタバレ想像よりかなり良かった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ken********
4.0点
実践型殺人ワークショップ。 こんなワークショップがあったら怖いけど需要がありそうで怖い。 宗教みたいな空気感の中、誰が壊れて吹っ切れるのかが見ものでした。 宇野祥平さんは不気味だよな。
スタッフ・キャスト
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