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ベイマックス (2014)

BIG HERO 6

監督
ドン・ホール
クリス・ウィリアムズ
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4.11 / 評価:4,458件

解説

マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。メガホンを取るのは、『くまのプーさん』のドン・ホールと『ボルト』のクリス・ウィリアムズ。随所にちりばめられた日本のカルチャーへのオマージュに加えて、白くて大きな体を持つベイマックスの愛らしさにも注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2014 Disney. All Rights Reserved.
(C)2014 Disney. All Rights Reserved.

「ベイマックス」男の子のための「アナと雪の女王」

 「アナと雪の女王」というメガヒットを生み出したウォルト・ディズニー・アニメーションの最新作として見ると、そのあまりのギャップに目眩を覚えるかもしれない。なにしろ、「ベイマックス」の原作はマーベル・コミック。実は今作は、ディズニー傘下となったマーベルとの初の本格的なコラボレーションなのだ。

 マーベルの膨大なライブラリーのなかから、わざわざマイナーな「ビッグヒーロー6」を選ぶあたりが賢い。知名度が低ければ低いほど、原作ファンの批判を気にすることなしに、ディズニーは自由に解釈できる。実際、原作と共通しているのは基本設定くらいで、映画版は徹底的にディズニー化されている。マーベルのエンターテインメント性と、ディズニーの感動が見事に融合しているのだ。

 「ベイマックス」の核は、少年版トニー・スタークともいうべき発明家のヒロと、最大の理解者である兄タダシとの兄弟愛だ。タダシが不慮の事故で還らぬ人となると、ヒロは兄の遺したロボット、ベイマックスと深い絆で結ばれることになる。この疑似兄弟関係があるからこそ、「ベイマックス」は、どのマーベル映画よりも深い感動を与えてくれるのだ。

 「アナと雪の女王」は姉妹の物語だったからこそ、お姫様映画だった。「ベイマックス」は、兄弟の物語だから男子向けのスーパーヒーロー映画となっている。ジャンルこそ違うが、ポジティブなメッセージや、ありあまるハートは変わらない。ディズニーの快進撃はしばらく続きそうだ。(小西未来)

映画.com(外部リンク)

2014年12月18日 更新

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