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誰よりも狙われた男
2014年10月17日公開

誰よりも狙われた男

A MOST WANTED MAN

1222014年10月17日公開

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2.0

国際的大捕り物劇なれどちんまり緊迫感欠落

まず個人的な大きい不満としてハンブルグを舞台としながらドイツ人役もすべて英語だったこと。 英米人にとってはそれで全然問題ないのだろうが、外国におけるオールイングリッシュムービーは他国言語へのリスペクトを欠いた英米人の傲慢さが悪目立ちする致命的判断のように思える。(そうしたからと言って英語圏で興行成績が伸びるとも思えないが・・実際はどうなんだろね??) 以上はあくまで個人的考え。 上の事情を除いた映画的仕上がりに関してもうーむ・・・と印象は芳しくない。 イスラムテロ組織への巨額資金援助という大捕り物が大きな核、ドイツへのイスラム系不法入国者の遺産問題が小さな核。 それらを巡るドイツの諜報機関と司法機関の対立。アメリカCIAの全面的に信用できない玉虫色的きな臭い動きがドラマを動かす主たる要素。 とにかく静的で緊張感のない弛緩した空気感ゆえにこちらがハラハラすることもなく、冷めた目の視聴に終始。 不法入国者の巨額遺産相続というのもこちらには実感の伴わない眉唾物件としか感じられない。 結局、その不思議な巨額遺産の譲渡というトリックからのエンディングも何一つ盛り上がらず誠に呆気ない幕切れ。 何だかちんまり、やんわり、どこも誰も傷つけないようそっと置きに行ったような映画でしたね。 1.6の二つ星

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