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フューリー (2014)

FURY

監督
デヴィッド・エアー
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3.49 / 評価:2,615件

戦場に神は居ない

  • ぼんおう さん
  • 2019年9月29日 22時57分
  • 閲覧数 1205
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦車マニアでもミリオタでもない(正確に言えば元“準”ミリオタ)ので、濃い人たちのように、“そちら”方面の描かれ方に不満というほどの不満はありません。

分り易すぎるメタファー(十字路/架)で幕を閉じますが、戦場に神は居ない。
戦場のみならず、恐らく、本作でも描かれるような凄惨な行為をジャッジする(人間が想像するような)神自体も居ない。
ドンが激しく憎むSSは“あの世”で裁かれないし、英雄と称えられた者が“あの世”で祝福されることもない。

ただ、起きることが起きているだけ。

拠って神に縋るのは怠慢。本作で描かれる二度と見たくない出来事に限らず、起きてほしくないことを起こさない(未然に食い止める)のは、あくまで人の仕事。

戦場で自身と仲間が生き残るため冷酷に徹するドンは、「こと」が終わる度に、仲間にそうした姿を見せることなく一人苦悶します。
諦めにも似た台詞を吐くドン。

“理想は平和だが 歴史は残酷だ”

その残酷な「歴史」を未だに止めないのは、人の責任。

百年先とは言わないまでも、いつか人の幼い意識がもっと進化し、戦争を辞められる(戦争以上に合理的で実効的な紛争解決の手段を創造する)日が来ることへの私なりの祈りとして、ここに小さな種(レビュー)をひとつぶ蒔いておきます。

詳細評価

物語
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