2014年11月14日公開

6才のボクが、大人になるまで。

BOYHOOD

PG121652014年11月14日公開
6才のボクが、大人になるまで。
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

メイソン(エラー・コルトレーン)は、母オリヴィア(パトリシア・アークエット)と姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)とテキサス州の小さな町で生活していた。彼が6歳のとき、母は子供たちの反対を押し切って祖母が住むヒューストンへの引っ越しを決める。さらに彼らの転居先に、離婚してアラスカに行っていた父(イーサン・ホーク)が1年半ぶりに突然現れ……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(368件)

切ない19.4%泣ける13.5%楽しい12.4%かわいい10.2%笑える9.9%

  • エル・オレンス

    4.0

    アイデア&企画の勝利。

    リチャード・リンクレイター監督、9年ごとにリアルに歳月を重ねた役者陣を映す『ビフォア』シリーズとはまた違った切り口ですね。 同じ役者陣が年を重ねていく様をリアルに12年間追って撮影し続け、見事に作品を完成させたスタッフ陣の根性&労力にはただただ脱帽!これは決して並大抵じゃない!(日本で20年以上密着しているTV企画「大家族石田さんチ!」を彷彿させる) ただ、肝心のストーリーは、そこまで魅力的に感じられず、上記のアイデア&企画先行で終わっている感が否めない^^; 主人公のメイソンが、鼻につく生意気な子に成長しちゃっているのも、魅力減の要因。 その反面、父イーサン・ホーク&母パトリシア・アークエットの2人は実にハマり役で魅力満点! メイソンの父親は、今まで数多くの映画で目にしたどんな父親をも凌ぐ魅力に溢れ、理想の塊のような存在。非現実的だと感じながらも、そこはフィクションと割り切って心の底から共感できます。特にE・ホークはこれまでの出演作の中でもベストアクトだと思います! P・アークエットも、同年の助演女優賞を総なめするのも納得の名演を発揮しています。(この年は、彼女と、『セッション』のJ・K・シモンズ、『アリスのままで』のジュリアン・ムーアの3人が、それぞれ演技賞を総なめしていてまさに伝説の年ですね!) ====================================== ★2014年アカデミー賞 助演女優賞(パトリシア・アークエット)受賞 (※作品賞ノミネート) ★2014年ゴールデングローブ賞【ドラマ】 3部門受賞 作品賞、監督賞、助演女優賞(パトリシア・アークエット) ★2014年ベルリン国際映画祭 監督賞受賞

  • アニカ・ナットクラッカー

    5.0

    メイソンの父親イーサン・ホークに癒される

    今回取り上げるのは2014年のアメリカ映画『6才のボクが、大人になるまで。』原題はBOYHOOD(少年時代)とシンプルだが、センスのいい邦題が印象的だ。テキサス州で暮らす少年メイソン(エラー・コルトレーン)の6才の時点から18才になるまでを描き、その全期間を家族も含めて同じ俳優が演じているので、完成まで12年の期間を要したことになる。 アカデミー賞では作品賞・監督賞などにノミネートされ、メイソンの母親オリビアを演じたパトリシア・アークエットが助演女優賞に輝いた。ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門の作品賞を受賞している。僕がいちばん好感を持てた人物は、離婚した父親メイソン・シニア(イーサン・ホーク)で、ホークもアカデミー助演男優賞にノミネートされている。 イーサン・ホークの映画を観るのは初々しい学生を演じた「いまを生きる」、人生に疲れた大人を演じた「その土曜日、7時58分」、フランス映画「真実」に次いで4作目だが、本作の彼にいちばん惹かれた。最初はだらしない父親として登場し、元妻のオリビアとの激しい諍いも描かれる。しかし次第に好感度が増していき、最後は彼の登場が嬉しくなってくるのだ。 メイソンと父親が対立する場面は全くない。ただ一つ、自家用車を買い替えてしまい、メイソンが「あの車は僕に譲ってくれると言ってたのに・・・」と嘆く場面があるだけだ。ただしメイソンも半ば諦めているようで、激しい喧嘩に発展するわけではない。本作の名場面を一つ挙げるとすれば、景色のいい岩山にある湖畔で父子がピクニックをするシーンになるだろう。 映画のラストが2014年だとすれば、メイソンは1996年生まれで2002年から映画が始まったことになる。ただし劇中で年号が出るわけではなく、観客はメイソンや家族の容貌の変化で年月の経過を察する。観て思ったのは、白人の男の子は15歳くらいで子犬が狼になるように容貌が野性的になるということ。僕たち日本人は白人のようには劇的に変わることはない。 ポスターに使われた芝生に寝ころぶメイソンは、映画のファーストシーンでもある。6才のメイソンは「ドラゴンボール」のファンで、部屋にポスターが飾ってある。少年ジャンプの漫画でもう一つ連想したのが「キン肉マン」で、テリーマンの代名詞「テキサス・ブロンコ」を思い出した。ただしメイソンは内向的な性格で、テキサス・ブロンコの熱血要素は全くない。 メイソンの誕生日にプレゼントを貰うシーンが、プレゼントする人の性格がモロに表れていて面白い。父親から貰うのがビートルズの音楽(メンバーのソロ曲も含めて)を自主編集したCDで、曲の順番も父親のこだわりが感じられる。僕も学生時代にFM放送のエアチェックを趣味にしており、カセットにダビングする際にワクワクしながら曲順を決めたのを思い出した。 祖父からプレゼントされるのが古いライフル銃で、小さな子供が空き地で射撃訓練する場面がアメリカらしい。同じ場所では姉のサマンサ(監督の娘ローレライ・リンクレイター)が拳銃の訓練をしている。祖母のプレゼントは聖書で、キリストのセリフのみ文字が赤くなっている。古き良きアメリカは、銃とキリスト教が国民の根底を形作っているのだと実感させる。 父親は民主党支持者で、オバマやバイデンの名前がプリントされた旗を各家庭の庭に差していく場面もアメリカらしい。「あいつの家は南部独立旗を飾っているのさ」というセリフで思い出したのは大昔の西部劇「駅馬車」で、賭博師が南北戦争について「南部独立戦争と言え」という場面があった。アメリカの南部には南北戦争の遺恨を忘れない人々がいるのだろうか。 メイソンの通う学校では、子供たちが授業の前にアメリカ国旗に向かって忠誠を誓い、次いでテキサス州の旗に敬礼する場面も、日本では考えられないだけに興味深い。あえて例えるなら戦前の学校で教育勅語を聞く場面がそれに当たるだろうか。映画には911テロは直接描かれない(映画開始の1年前)が、こういう形で教育現場に影響を与えているのだろうか。 映画で最も緊張させるのは、オリビアの2度目の結婚相手ビル(マルコ・ペレッラ)である。知性あふれる大学講師で二人の連れ子の父親。最初はメイソン姉弟にも優しく接するが、次第にモラハラで酒乱という暗い面が顕著になってくるのはショッキングだった。メイソンたちは救い出されるが、残されたビルの連れ子が何とか無事に育ってくれることを祈りたい。 成長したメイソンは写真に興味を持ち、コンテストで銀賞を受賞して次第に撮影にのめり込んで行く。これはリチャード・リンクレイター監督自身の過去を投影したのかと思った。最後には大学進学して家を離れるが、母親が「今日は人生最悪の日よ」と言って泣く。「トイ・ストーリー3」でも感じたが、アメリカは大学進学が親離れであり子育て終了の区切りなのだろう。

  • めーめー

    2.0

    ただ変わった撮り方だと聞いて

    とても退屈 やはりアメリカのふつうの人生ってこんなモノなんだと改めて認識しました

  • tks********

    4.0

    イーサンホークは相変わらず味がありますね

    他のサイトの口コミでは「長い」「眠い」と言ったコメントを散見していて、観ようかどうしようか迷いつつも鑑賞。ハードルが下がり過ぎていたのか、これ面白い! 実際に12年間に渡って細切れに撮影しているので、時々誰が誰か分からなくなる時もあるが、雰囲気ですぐに繋がります。 母親が何度も離婚したり、結構ドラマ性があって退屈ではありません。 イーサンホークは相変わらず味がありますね。「恋人までの距離」からのファンです。 あと、この作品の隠れたポイントとしては音楽がかなりセンスいいです。

  • ech********

    3.0

    北の国から

    12年かけて撮ったという予備知識があるから凄いと思うかもしれないけど、ドラマチックではない。 前半はまずまずでしたが、高校に入ってからの後半はありきたりのお話で飽きました。 とにかく長過ぎる。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

LA批評家協会賞第40回

作品賞女優賞監督賞編集賞

ゴールデン・グローブ第72回

作品賞(ドラマ)助演女優賞監督賞

ベルリン国際映画祭第64回

銀熊賞(監督賞)

アカデミー賞第87回

助演女優賞

NY批評家協会賞第80回

作品賞助演女優賞監督賞

基本情報


タイトル
6才のボクが、大人になるまで。

原題
BOYHOOD

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル