スタッフのヒナタに贈る愛。
- kj1***** さん
- 2020年1月2日 16時41分
- 閲覧数 1539
- 役立ち度 12
- 総合評価
配信で観て酷評される理由が分かった。
ナルトの初めての愛の物語ではない。
ナルトは原作本編で師、仲間、友、両親達の様々な愛に触れ、ちゃんと本編内で孤独な男の子ではなくなってる。
ヒナタの存在を大きくしたいからってイルカ先生やサスケや他との繋がりぼかして愛のリセットやめて。
ナルトは服装の季節感が謎の作品ではあるけど、ヒナタを色っぽく見せたいがために真冬にノースリニーハイキャラにして、それを大人っぽく成長したヒナタ!って…安っぽい。
映画のヒナタは忍や人間的には退化してる。原作のヒナタは弱いなりにヒナタなりに一応頑張ってはいるキャラだと思ってた。
映画は姫ーハムラの直系ーハムラチャクラーって、先祖や血ばかり凄いんだと後付け。ヒナタ本人はとくになにも頑張ってない。
大層な設定追加されたために忍としての弱さとやる気のなさが目立つ。
忍を名乗る資格があらゆる意味で感じられない。
原作者の岸本斉史がヒナタはぶりっこだと前に言っていた理由ならよく分かる映画だった。
キャラの描写にしても設定にしても、世界観にしてもキャラデザにしても…全部がうーん…。
原作のNARUTOをここまでなかった事にして、NARUTOの映画とする意味あったのだろうか。
スタッフのヒナタ愛の強さだけはひしひしと伝わってきた。
でもそのスタッフさん方も原作のヒナタの容貌や描写には納得がいってないんだろうな。
好みの素材を借りて完璧に自分の理想に作り替えたぜ!って感じの内容。
正直この映画には☆1つもつける価値はないと思った。
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