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LAST LOVE/愛人
2014年10月4日公開

LAST LOVE/愛人

R15+1022014年10月4日公開

kic********

4.0

艶やかなギターとダンス

「夢を諦め、人を信じることをやめた独身中年男。双極性障害により自我を失いつつある若い女。マンションの管理人と住人として出会い、次第に日常から逸脱していく二人は、やがて欲望の残り火を燃焼し尽くすかのように、一緒に旅に出る……。 」 これが、この映画の宣伝文句。 双極性障害って聞き慣れませんでしたが、いわゆる躁鬱症。 自我を失いつつあるという状況で自堕落な生活を送るヒロイン「ユミ」を桜木梨奈さんが演じます。 いえ、なんたって「カメレオン七変化女優」の異名を持つ梨奈さんですから、演じるというより、もう、映画の中では、ユミそのもの。 その彼女の相手役が、あの火野さん演じる、伝説のギタリスト「岩田」。 このお二人が主役とあれば、もう目一杯色っぽい映画になるのは必然。 とにかく色っぽい。 とは言え、直接的な色っぽさだけではないところがまた素晴らしい。 そして、実は、一番色っぽいのが、ギターだったりします。 正確には、ギターの「音」。 これが素晴らしいです。 初めてギターを演奏する岩田のシーンがもう、ゾクゾクします。 そして、踊るユミ。 はい、桜木梨奈と言えば、特技はダンス! 実際にダンサーとして活躍してもいましたからね。 これほどのハマリ役もないのかも知れません。 男と女、ギターとダンス。 この絡み合いが実に艶っぽくて素敵です。 もう、こんなシーンをずっと観ていたいくらいです。 ラストシーン。 ユミの表情と、それを受けての岩田の表情がいいです。 秀逸なラストシーンです。

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