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妻が恋した夏 (2014)

監督
いまおかしんじ
  • みたいムービー 17
  • みたログ 47

2.12 / 評価:34件

ヴァイオリンの調べの【ズレ】への拡張。

  • mov***** さん
  • 2014年10月13日 12時47分
  • 閲覧数 3186
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

前回作品、つぐない〜新宿ゴールデン街の女〜が結構好きな作品でいまおかしんじ監督作の次回作という事で早速鑑賞!!

はっきり言ってつまらないな

ただ




【独特な異物感が残る映画】




でもあったな

宮地真緒の映画冒頭のくもまっか出血による倒れ方の中途半端さ(実際見た事があるわけではないから分からないが、あの倒れ方は自分の体を気遣ったようなだけの倒れ方で嘘くさい)

から

この映画に入り込めるか心配になったが

予想は的中し

旦那の不倫相手と宮地真緒扮する妻が同じ部屋になぜかいるシーンの意味不明さ

だったり

マザコンっ気がある旦那(なかなかこれがなぜか林家こぶ平っぽくてwうまい)とその不倫相手との濡れ場

宮地扮する妻とその不倫相手との濡れ場



やたらに昭和な冗長さ(ただこれはロマンポルノ出身で前作で了承済みw)

だったり

映画終盤に宮地が手紙で不倫していた事をしたためた後に突然、取って付けたようにくもまっかで死なせ、不可逆性を保たせそして強引にノスタルジーへと運ぶその映画運び



付いて行きたいと思えなかったな

そして

特に付いて行けなかったのが




宮地扮する妻と癌で余命幾ばくもない幼なじみとの純愛パート




だった

宮地の旦那が始め宮地の不倫を知った時、ヤリチンとのセックスを想起するんだけど、そうではなく癌に冒された青年とのプラトニックな恋愛であった事が後々判明される

ただ

そこのパート






やたらとベッタベタ






特に








拡張高きヴァイオリンの調べがこれ否応もなくウルサく、ウザいウザい








もうベッタベタ過ぎて斜め後ろのオヤジの大アクビが何回も館内に何回もこだまするくらい

www

監督はこの映画について

「プロデューサーから『死んだ妻が実は妊娠3ヶ月だった』というテーマで映画を創ってもらいたい」

と語っていた

つまり

妻以外のキャラクター

旦那

幼なじみ

のキャラクターは後付けで

旦那(不倫中)

幼なじみ(癌闘病中)

になるんだけど

最大のこの映画



“功績”

というか

【異物感】






旦那(不倫中)




ということである

それによって映画



ベッタベタなヴァイオリンの恩着せがましいウルサさをバック



純愛(プラトニック)



妻と癌に冒された幼なじみ



映画






なりかけるんだけど




一方



マザコンっ気のある旦那とその不倫相手






効いてるため




そうにはならない

確かに

先ほど批判した

旦那と不倫相手の濡れ場



妻と幼なじみの濡れ場



旦那と不倫相手(旦那が不倫相手をムサボルように抱く、男と女のセックス)

妻と幼なじみ(お互いの体と体の接点を執拗に擦り合わせるような、まだ距離感があるようなセックス)



まるで映画の説明責任のように撮られていた事を今、思いだした!!

つまり








純愛パートでウルサく、冗長に流されていた格調高きヴァイオリンの調べが妻なき後、、旦那が妻の不倫相手を訪問する時にまで静かにではあるが相変わらずのように流されていて

妻が作ってくれたカレーが不倫相手の幼なじみと同じである事



感動



妻と幼なじみがやったコインゲーム



喜び

さらに

妻と幼なじみが一緒に乗ったボート



一人で乗り

郷愁する

その妻と幼なじみ



追従



なぞる

だけ



その行為










笑い(コメディー)

でもあり

映画の最後の最後

旦那



妻の幻影を見ながら

「朝はまた来る、次の朝はまた来る」



冒頭、妻の不貞ブリを糾弾するくせに自身もまた不倫している、共犯関係な妻とのその関係

のくせに

映画最後に不倫相手に別の彼がいて、その男との結婚を知らされずに急に別れを告げられ、裏切られ、傷つけられたからといってポジティブシンキングなその言動










男の傲慢さと自己中心さを物語るものであり

純愛パート

から

ウルサく

ウザく

恩着せがましく

冗長に

流されつづける

その

格調高いヴァイオリンの調べ



その

旦那の妻と幼なじみとの不倫を追従するパートに流される










メロドラマを否定



不倫というモノ



愚かさ



滑稽さ



表出させる








その

【ズレ】



この映画



【異物感】



もたらし








【カタルシスを安易に観客に与えない】








“装置”になっている

一週間の期間限定公開らしいけど始め

そうだな

と納得したが

改めて

その

【異物感】



ボディーブローのように効いてきて

いまおか監督の普通のメロドラマにはさせない

映画のキャラクター設定段階










旦那(不倫中)に設定した








普通のメロドラマにはさせないアンチシズムを感じさせた








男の傲慢さと自己中心さを前面に出したコメディータッチな








極めて杞憂な不倫ドラマ(映画)になった。

詳細評価

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映像
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