レビュー一覧に戻る
愛の棘
2014年9月27日公開

愛の棘

INNOCENT THING

R15+1182014年9月27日公開

ymo********

5.0

愛がないなら何のために生きると言うの!

妻帯者の高校教師を愛した女子高生の狂気を描くサスペンス。 ”超ステキ” ”食べちゃいたい” ”先生はヨンウンのもの” ”キスしていいよ” ”先生ともっといたいのに” ”先生は私のことどう思っているの” ”あのことは二人だけの秘密に” ”ハマったらそれだけになる” 物語は、女子校で生徒達から人気のある体育教師ジュンギ(チャン・ヒョク)は、女子生徒のヨンウン(チョ・ボア)から好意を寄せられてます。そして、ある雨の日に校舎に残った二人は抱き合いキスをしてしますが、このことからヨウヨンの行為が暴走してゆくことなりジュンギの妻で妊婦のソヨン(ソン・ウソン)に対する憎悪が肥大してゆくことから・・・・。 ”イチゴミルクがなくて” ”早く飲み過ぎちゃった” 何と言っても苺ミルク大好きな女子高生。ヨンウンの幼さとエロさの絶妙な感じが最高です。特にジュンギのラグビーの試合を応援する様や水道で戯れる様は劇中でも出てきたお人形さんのようとの表現がまさしく適しているように感じさせます。 ”ふたが開かないの” ”愛しているの、好きより強い” ”自分の脚を切って差し出せるぐらい” その一方で、真夜中に瓶詰めの蓋が開かないと家のベルを押し続けたりする行動や異常なまでの愛に対する固執は常軌を逸していて恐ろしくなります。 ”妊娠した” ”鎮静剤を飲ませた” ”まだ処女膜がある” ”あなたには良いものだけを見せる” ”あなたのことは必ず守り通すからね” 異常なのはヨンウンだけでなく妻のソヨンも同様で妊娠(想像)したというヨンウンにクスリを盛りモグリの産婦人科医に運び込み中絶させようとするなど、こちらも狂っています。皆が倫理などとは関係なく自分の中にある正しさである子供や自己に対する愛を免罪符にしてやりたい放題です。 ”大企業会長の隠し子なんでしょ” ”なんで一人目なんだよ” ”おめでた婚だったはずだろう” ただ、愛人の子供であったヨンウンが愛に固執するのは分かるのですがその対象が何故先生になったか、また、ラクビー仲間から妊娠中の奥さんが初産だと聞いて驚くことから妊娠は最初でなく最初の妊娠で何かがあったと窺わせ、このことが夫婦関係に微妙な影響を与えているかのようにも思えますがどうもそのあたりがハッキリせず中途半端な印象が残ることが残念です。 ”愛がないなら何のために生きると言うの” ”手を離して” ”一生逃げられない” ”ゴミも捨ててきて” 単純な男女のある意味純粋すぎる愛と子供を介した愛の壮絶なバトルの壮絶さとえげつなさはハラハラドキドキ以上に胸に刺さります。 ただ、日本公開版で何カ所かモザイク処理があり鬱陶しいです。何とかならないものでしょうか?

閲覧数3,503