タイプ別、観た方が良い人、観なくて良い人
- 沢口なつき さん
- 2015年6月4日 16時11分
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- 総合評価
あらすじだけ読むと「最先端の現代人の知力を競った争い」を連想するのですがそうはなりません
今までに何度も見てきたドラマのほぼ焼き直しと言って良いです
その変わりアメリカのドラマのような見易さがあるのでさらっと楽しみたい人にはオススメです
恋愛要素も入っています
ただ、一回体の関係を持った相手に「住む世界が違うから無理」と、交際は拒否された所からの恋愛なので昔ながらの恋愛観を持つ人には「ハテナ?」がたくさん出ると思います
後に主人公がエリート社員となると交際を受け入れるようになるのですが、それを真実の愛とおもえない人は、見ていて違和感があると思います
一体一番の悪者は誰なのか?
スパイを送り込んだ社長なのか?
それとも その役を買ってしまった自分なのか?
それとも他の誰かなのか?
この辺が二転三転し予想を裏切ってくるのですが、そうなるとどうしても人物の描きかたが分散されてしまう為、問題が解決された後に、ポカーンと取り残された感じが出てきてしまっています
ただ、人物の魅力とかには興味が薄く、ストーリーだけを追いたい人にはオススメかもしれません
この原作となった小説の日本語版のタイトルが 「新入社員」にかけた「侵入社員」と言うものなのですが、それを面白いセンスだ!と思った人は見てみるといいと思います
まさしくそんな映画です
詳細評価
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