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ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~ (2009)

JOHN RABE

監督
フロリアン・ガレンベルガー
  • みたいムービー 13
  • みたログ 13

3.73 / 評価:11件

決めつけが酷い

  • jey***** さん
  • 2020年12月18日 7時34分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

役者の皆さんは確かに好演されていたと思います。
しかし、それはそれとして、内容は酷かったです。

というのもこの映画は、南京事件の全貌が未だに明らかになっていないのにも関わらず、劇中での出来事を全て判明した事実の様に語っているからです。

中国によって南京事件関連の史料は完全完璧に封印されている状況です。中国人ですら南京事件の調査をするのは基本的に難しいのです。

過去には中国でこの事件に関して調査を行った方もそれなりにいましたが、当局の監視の厳しさゆえ、現在でもあまり調査は進んでいないらしいです。

しかしながら、本作はそれらの研究を無視する形で、中国当局側の主張を鵜呑みにして描いています。南京事件発生前、南京の人口は20万人しかいなかったというデータが残っています。にも関わらず、30万人を虐殺したというのがいかにも事実であるかの様に決め付けています。この時点で本作で描かれている事の信憑性はお察しだという事ですね。主人公ジョン・ラーべの描き方も英雄性が前面に押し出され過ぎており、嘘くさく、見ていられませんでした。全体として中国側のプロパガンダの域を出ておらず、2009年当時日本で公開されなかったのも宜なるかなとしか言いようがありません。

下のレビューの方の様に中国側の意見が全て正しく日本を擁護する意見は全て誤った修正主義であるかの様な自虐史観の持ち主の人がいるのは非常に残念に思います。こういった風潮が今後少しでも払拭される事を願うばかりです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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