ザ・フューリー 烈火の戦場
fg9********
3.0点
…ブラピの『フューリー』は割と気に入ったので観てみる。 …原題は『Saints and Soldiers: Battle of the Tanks』なのに、邦題は安易に便乗しているだけ。 …あらすじは解説のとおりと書こうと思ったら空欄だった。 1945年、ヒトラーが自殺した後のドイツ・ハルツ山地が舞台だ。 米軍の戦車2両、“報復の天使”と“アニー”の乗員たちはある任務に向かうが、途中でいまだに抵 抗を続けるナチスドイツの戦車部隊の襲撃に遭い、何人かの兵士が命を落とすのだった。 砲兵としての実戦経験は豊富だが、人種差別に加えて過去に上官を殴ったことが あり、冷遇されていた黒人兵オーウェンスは、生き残った兵士の一部と対立しながらも、複数の敵戦車の打倒を目指すのだが……。 地味で戦闘規模も小さいが、米兵が死に瀕するところをドイツ兵に救われるパターンは、『フューリー』と同じだった。 何故か大昔の『タンクタンクロー』という漫画を想い出す、懐旧的B級テイストの匂いのする一見の価値はある作品だった。
閲覧数697