構想だけ先走り脚本を現場任せにすると
- ddn***** さん
- 2016年11月6日 7時32分
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Amazonの映画で見て、レビューにも書いたが、B級映画の典型か。途中途中と整合性が欠けている箇所が多すぎる。最悪なのは、恐らく脚本家及び監督自身振り返れば気付くであろうが、女優が「ネバダ」に扮する覆面男に銃で脅され地下室への扉前にて、女優が(ネット配信している関係上でも、この部分は録画でありリアル中継では無い事が最も肝心な処にて。自分の意思で地下室に入ったと思われる方が…のシーンにて)「銃を下ろして…(少し間が空き)…下ろしたわね」のくだり自体、ネット通信に依る会話と現に対峙している最中の会話を明らかに間違えてそのまま流している。
現に対峙して居れば、相手が銃を下ろした事は聞かなくても明らかで在り。この映画の流れで頻繁に使われているネット通信ならば男が銃をまだ構えているかは判らない故問いかける。ここの場面は、実際に女優を地下室へ入れようとしているシーンであれば、あえて聞く必要性も無い。その後、彼女は銃を下ろしている男に不意打ちを食らわす。という事は、彼女にはネット配信上では銃の存在が無く、実際には銃を構えているという設定を正そうとのセリフであるが、確実に下ろしていれば聞く必要性も無い。
観客はこれに気付かないとも思って検証しなかったのか、或いは制作側がとにかく「どんでん返し」のみに集中し自らが錯覚し映像化してしまったものと思われる。
他のレビューにも少しあったが、この手の展開ものは、整合性が無ければ全てが意味を成さない。
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