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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 (2015)

MORTDECAI

監督
デヴィッド・コープ
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2.49 / 評価:966件

解説

キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」シリーズを、ジョニー・デップ主演で映画化。ジョニー演じる口ヒゲをたくわえた美術商チャーリー・モルデカイが、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5の依頼を受け捜索していた絵画に、世界中を驚がくさせる財宝の謎が隠されていたことから、マフィアや国際テロリストも絡む争奪戦に巻き込まれていく。『シークレット ウインドウ』でジョニーとタッグを組んだデヴィッド・コープが監督を務め、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーらが共演を果たす。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」ジョニーが使い慣れた変人キャラのスタイルを混合して活用!

 チャーリー・モルデカイは怪しげな美術品を闇組織に売りつけては大金をせしめている、言ってしまえばペテン師ディーラー。一応は美術の知識はあるし、ロンドン郊外には瀟洒(しょうしゃ)で広大なマナーハウスを所有しているものの、如何せん、莫大な借金と税金滞納で破産寸前だ。そんなチャーリーがMI5や国際テロリストやロシアンマフィアを巻き込み、キャンバスの裏に財宝の在処が記されたゴヤの名画を追って世界を股にかける。

 イギリスのミステリー作家、キリル・ボンフィリオリによるシリーズ小説の愛読者だったというジョニー・テップは、原作が持つモンティ・パイソンや「オースティン・パワーズ」に近い奇想天外な展開と、かなりえげつない台詞の応酬が大のお気に入りだったとか。そこで彼は製作も兼任して、「シークレット・ウィンドウ」(04)でほぼ1人芝居の醍醐味を味わわせてくれたデビッド・コープを監督にご指名。俳優としては、髭フェチで愛妻家で用心棒がいないと何もできないへたれキャラを、とても気持ちよさげに演じている。

 今回のジョニーを一言で表現すると、“墨のアイラインと白塗りを茶髪とちょび髭に換えたジャック・スパロウ×ウィリー・ウォンカ÷2”。もごもごした台詞回しと体のさばきも使い慣れたスタイルの混合みたいだ。意外な存在感を発揮するのはチャーリーを尻に敷く美人妻、ジョアンナ役のグウィネス・パルトロウと、ジョアンナの元学友で今も彼女にメロメロのMI5の刑事、マートランドを演じるユアン・マクレガー。20世紀末のセレブシーンを互いにリードした2人が、依然、美しさをキープしたままテムズ河畔のカフェで密会する場面は、映画にタイムスリップという予期せぬ要素を書き加えている。

 特に、グウィネスのアンチエイジング感が半端ない。タータンチェックのミニ、裾が短い黒のパンツスーツと来て、ベージュのパンツで脚立に上がり、ワークアウトで鍛えたヒップラインを見せつけるグウィネス・パルトロウこそ、ジョニーを喰って本作の顔。物語自体も、夫が勝手に蓄えた髭へのアレルギーにもめげず、愛を貫く妻、ジョアンナの芯の強さが隠しテーマと言えなくもないのだ。(清藤秀人)

映画.com(外部リンク)

2015年2月5日 更新

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