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惑星ミズサ (2014)

監督
佐藤竜憲
  • みたいムービー 5
  • みたログ 19

3.46 / 評価:13件

暗喩としての宇宙人

  • hra***** さん
  • 2016年10月7日 14時09分
  • 閲覧数 484
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

風俗嬢に対する世間の厳しい目に対して、そんな目で彼女達を見ないで欲しい、という誠実な視点が伺えるとってもいい映画。

自称宇宙人のミズサはセックスワークに従事せざるを得ない環境に生まれ育ったセックスワーカーの暗喩。
地球に接近する謎の物体[ダークマター]は人間の業でありそんな業を癒し鎮める存在としてミズサ(セックスワーカー)が居る。
セックスワークを白い目で見る人はまだまだ沢山居るけど、
じゃあ実際に風俗が無くなったらどうなるか想像した事ある?
女に不自由しないリア充くんや既に家族を形成している妻帯者ならまだしもそうじゃない人間はどうするの?
で、そんな人間は決してマイノリティーじゃないよね?
そんな人間が生身の人間に触れて性を開放させる機会を失ったら少なくとも世の男性諸氏はダークマター接近に近い精神状態にはなる筈、みんながみんな恵まれた環境に育った訳じゃない、だから分け与え合って補うんだ。
そんな小学生でも解る事をキチンと実感できていない偏った視点の大人達に対して優しく諭すように全ての人物に対して愛情を持っている人間模様。
こんな優しい映画他に無いです。

個人的に岩井俊二から脈々と受け継がれているボンヤリとした映像編集は最後のミズサの涙と田園を自転車で走る彼女のカットの2点に留めてくれたら完璧でした。

めちゃくちゃいい映画です。

詳細評価

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