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シェフ 三ツ星フードトラック始めました (2014)

CHEF

監督
ジョン・ファヴロー
  • みたいムービー 650
  • みたログ 3,929

4.20 / 評価:3,066件

単なるフード映画じゃないぞ!

  • 天津飯 さん
  • 2015年3月19日 1時45分
  • 閲覧数 3707
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

三ツ星シェフが一転、どん底のフードトラックで大衆料理を作ることに、、、

こんな前書きがあったら、どん底から這い上がる逆転映画、出会った仲間に助けられて成長する物語を想像するだろう。

しかし、本作はそんな内容ではない。客観的に観れば、この人の転落っぷりは作り物といえ、目を見張るものがある。

しかし本作の主人公は何があっても絶対にめげない。底抜けに明るいのだ。そんな彼の性格を、ラテン系のゴキゲンなBGMで盛り上げてくれる。結論から言えばハッピーエンドで終わる映画なのだが、スタートからエンドまでひたすらポジティブ展開、というのは珍しいだろう。彼はフードトラックで働いても本当に満足している。三ツ星レストランでの名誉や栄光より、自分の考える料理を作れることが、何よりも嬉しいのだ。

メガホンを取ったのは、アイアンマンでも知られるジョン・ファブロー監督。なんと、本作では主役もこなしている。脚本も書ける彼なので、この作品を自分の意のままにできる立場と力を持っているのだ。

監督の実生活の話をすれば、2008年にアイアンマンでロバートダウニーJr.を大抜擢し、アメコミ映画のヒットメーカーとなった。これがビッグバジェット映画のデビューである。

アイアンマン2もヒットを飛ばし、順調にキャリアを積んでいるかのように見えたが、それ以降の作品は不作に終わってしまう。
そんな中、彼にアイアンマン3の監督のオファーが舞い込んでくる。
しかし彼はそのオファーを断り、独自のプロデュースで本作を作ったのだ。アイアンマンは、作ればヒットは間違いない。それなのに、インディペンデント映画を選択した。

本作の主人公がフードトラックの道を選択したように、彼の実人生においても、本当に自分がやりたいことを選択したのだ。
つまり、監督の実人生と映画がリンクしているのである。対応関係は以下のようにまとめららる。
映画 : 実人生
三ツ星レストラン : ビッグバジェットのアイアンマン3の監督

フードトラック: インディペンデント映画の本作

本作では監督、主役を務めているだけあってより説得力がある。

フード映画に隠された、監督の主張や気合いがビンビン伝わってくるのだ。また、彼が本作のエンディングで高級レストランに戻るが、実人生でも次回作はディズニーの大作のメガホンを取るとか。

どんだけ自分の人生を重ねてるんだ笑

でも面白ければ全て良し。

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