あらすじ・解説
ソウルの賭博場で、すご腕のいかさま師「タチャ」として名をとどろかせるテギル(T.O.P)。ある賭博場を訪れた彼は、そこで初恋の相手だったミナ(シン・セギョン)と思わぬ再会を果たしたことから集中力を欠き、大負けした上に巨額の借金を背負ってしまう。失意に暮れる中、テギルは同じいかさま師であった叔父の相棒グァンリョル(ユ・ヘジン)と遭遇。彼の指導のもと再び腕を磨いた彼は、闇金業者のドンシク(クァク・ドウォン)や伝説的タチャであるアグィ(キム・ユンソク)との戦いに臨むが……。
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作品レビュー(21件)
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 鳴海 映
2.0点
花札勝負の何たるかを、知らないとつまらないですね。 韓国映画の黎明期みたいな時代で、スリル、臓器売買、近親者の裏切り、等盛り込んでいるが、・・ 今一つ、とびぬけていない所が、残念な作品。 韓国映画はこれ以降、サスペンス、イデオロギー、猟奇殺人事件、家庭内暴力、障害者問題、等々を内包しつつ、かつ、 かつての、ハリウッド的エンターテインメントをベースにした作品に、シフトしていくことになる。 のかな!? 「スティング」「カイジ」「テキサスの五人の仲間」は、言うに及ばず。 東映任侠シリーズ、大映作品の賭博シーン、(「女賭博師」シリーズ「座頭市」シリーズ物)に、遠く及ばない作品になっていると感じた。 と、ここまで書いて・・ チョット、ハードル上げすぎたかな・・ なんて、思っちゃった! 恐縮ながら・・。 1.5倍速でも十分鑑賞に堪えられ時点で、作品の質がわかるというものであろう。 (この作品をほめている人には申し訳ないが、その手の人とは、映画の話を共有しようとは思わないのである。)
- VAIL◆◆P.Cornise
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
4.0点
…アイドルのT.O.P(from BIGBANG)が主演ということだが、彼主演の『同窓生』で韓国映画はアイドル映画も凄いと書いた記憶があるので観てみる。 …あらすじは、解説のとおり。 テギル(T.O.P)は伝説のタチャ(イカサマ師)である叔父と同様、幼いころから勝負強さと驚異の手さばきを見せていた。 彼は一目惚れしたミナ(シン・セギョン)に「迎えに来る」という言葉を残して故郷を離れるが、タチャとして成功した後、賭場で出会ったウ社長(イ・ハニ)と恋仲になる。 ある日、テギルは訪れた賭場で闇金業者のドンシク(クァク・ドウォン)に身柄を拘束 されているミナと再会する。 自身の復讐のため、そして最愛の人を守るため、テギルは命を賭けた真剣勝負に挑んでいく。 で、『テギルは命を賭けた真剣勝負に挑んでいく』というストーリーの前に、テギルは先輩の紹介で働き出した花札賭博で大敗を喫してしまうのだった。 その相手が闇金業者のドンシク(クァク・ドウォン)で、一見穏やかな風貌ながら途轍もなくオットロしいのだ。 この後でも韓国映画容赦なしのグロイ場面が出てくるのだが、テギルはドンシクにボコられてオネムしている間に、なんと!借金のかたに臓器を抜き取られてしまっているのだった。 で、なまじっかのことでは手に負えない相手だと悟ったテギルは、タチャだった叔父の元相棒のグァンリョル(ユ・ヘジン)に師事して、ギャンブルの人の心を読む機微を学ぶのだった。 最近観た『パイレーツ』でもユ・ヘジンは絶妙の演技で魅せてくれたが、本作でもクシャクシャ顔で愛嬌タップリの人格者を好演していた。 ギャンブルは「花札賭博」がメインなので、そのルールが解からない前半は若干当惑したものの、中盤以降はルールなんかなんのその、裏切ったり裏切られたりの狸と狐の命を賭した化かし合いがテンポよく綴られていく。 紅二点のシン・セギョンとイ・ハニのエロ可愛さも彩を添えていた。 で、終盤の決戦には、いよいよキム・ユンソクの登場だ。 強面の表情で睨まれると、思わずギクリと怖気付いてしまうほどの存在感だ。 で、花札を隠して持てないようにすべく、裸での花札賭博の決戦がおっ始まり、果たして、テギルは自身の復讐を果たし、また、最愛の人をこの腕に抱けるのか?といったストーリーだ。 大好きな『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督作品だけあって、十分に見応えのある作品だった。
- nar********
4.0点
原作が人気漫画だとストーリー構成がうまくいかないものが多いイメージだが、よく詰め込んである。ぎちぎちパンパン。 なのでまぁ展開が早い早い。 だけどどれも削れないエピソードなんだろうと納得できる重みのあるシーンだったし、かえって飽きずに見れた。 韓国スーパーアイドル主演だが、それに頼りきってない面白さ。 そしてその主演のTOP、かなりいい俳優です。 日本のアイドルは映画にぬけぬけと出てきて棒読みでしらけさせるけど、それとはわけが違いました。
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