あらすじ・解説
2012年12月12日、アメリカ東海岸に甚大な被害を及ぼしたハリケーン「サンディ」の被災地支援のためのチャリティーコンサート「12.12.12 The Concert For Sandy Relief」が開催された。ニルヴァーナがポール・マッカートニーを迎え一夜限りの復活を果たし、リンゴ・スターの息子ザック・スターキーがザ・フーに参加するなど、スペシャルなコラボが実現。さらにウーピー・ゴールドバーグ、ジェイク・ギレンホールなどハリウッドの著名人たちがイベントの裏方作業に追われる様子も映し出される。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- fg9********
4.0点
…内容は、解説のとおり。 2012年10月末、ハリケーン「サンディ」がアメリカ東海岸を直撃し、100年に1度とも言われる甚大な被害を各地にもたらすことになった。 その被災地復興と支援を幅広く世間に呼び掛けるべく、同年12月12日、NYのマジソン・スクエア・ガーデンでチャリティーイベントが開かれることになる。 音楽界の超大物たちが集結して白熱のステージを繰り広げる一方、ハリウッドのセレブたちも裏方として参加し、奇跡の一夜がここに実現するのだった。 その音楽界の超大物たちとは、ポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、エリック・クラプトン、ビリー・ジョエル、ボン・ジョヴィ、ブルース・スプリングスティーン等のミュージシャンだ。 ポール・マッカートニー(ザ・ビートルズ)、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーの往年の御三家が同じステージに立っているだけでも鳥肌ものだ。 そして、寄付受付の電話に応対するのは、ウーピー・ゴールドバーグ、ジェイク・ギレンホール、クリステン・スチュワートなどで、素顔のハリウッドスターたちの様子が窺い知れるのも嬉しかった。 また、スティーヴ・ブシェミ、スーザン・サランドン、ジェイミー・フォックス、クエンティン・タランティーノなども顔を見せていて、ベン・スティラー、クリス・ロックはトークで盛り上げてくれていた。 アダム・サンドラーが歌ったのには驚いたが、お世辞にも上手とはいえないものの、ハリケーン「サンディ」のクソ野郎的な歌詞には随分と勇気と明るさを貰えたのではなかったか……。 締めは、アリシア・キーズの「ニューヨーク~ニューヨーク?」だったが、歌声は勿論のこと、歯の美しさには陶然となった。 音楽の力を以ってして、被災された人々が一つのソウルメイトとなり、困難に立ち向かうニューヨーカーの強かさが力強く描かれていて見応えがあった。 ただ一つ欲を言わせて貰えるならば、ライブの演奏の曲の途中に舞台裏の状況等が挿入されので、一つの曲をじっくり見ることができないのが残念だった。 ザ・ローリング・ストーンズの『Jumpin' Jack Flash』は通しで見られたので良かったが……。 なお、このひと晩のチャリティーイベントで、5000万ドルもの復興基金が寄せられたとあったが、音楽の持つ魔力につくづく感じ入ったことでもあった。
- cha********
4.0点
たぶん「チャリティーコンサート」として全米TV放映があったんだよね。そっちを大画面で観たかったなぁ。アプレンティスばりの集金活動はいかにもアメリカって感じで、最初からこのノリだと知っていたら違った楽しみ方もあったのに。「死ぬのは奴らだ」のドカドカ花火と、new york/alicia keysが凄かった。(趣旨からして)「トリは君だろ?」って言われたビリー・ジョエルが、「彼はビートルズだから」って答えてたのが、このコンサートを言い表してる。
- qaz********
4.0点
上映時に渋谷でポスターを見かけて見たかったのですが多忙と諸事情のゴタゴタでタイミングを逃し、この前の木曜に久しぶりのGEO国立店でレンタルし徳望の鑑賞となりました。 私はもちろんビートルマニアだからラストのポール・マッカトニーです(笑)。 前回の来日の1年前のポールです。 あのニルヴァーナ(今年故・カート・コーパンが「アンド・アイ・ラヴ・ハー」を歌ったテープが来日公演中に発掘され話題になりました)の残ったメンバー3人と共演した話題曲でライブがスタートします。ポールはお友達のジョニー・デップが貰ったシガレット型のギターを弾いてます。 次はあの「007/死ぬのは奴らだ」です。 あの私も2度駆けつけた東京ドーム公演で体感したマグネシュウム爆発のシーンで皆が「すごく来るから気をつけろ」と私と同じく耳を塞ぎます(笑)。 炎も今回の来日公演と同様に迫力あります。 フィニッシュの大爆発後ポールはやっぱり「耳が聞こえない!」というジェスチャーをします。 しかし楽屋裏のシーンが多すぎてあまり体感できないのが難点です。 それはYOUTUBEで放送を見ろとゆう事ですか?!
- 黄昏の息子
5.0点
若かりし頃聞いた、あのロックスターたちが集い、歌を歌ってくれただけで大満足です。ジーサンになり、若干ヨレていた人もいましたが、逆に「味」を感じさせました。さすが、何千回も歌っていると、年輪が深くなります。 ベースを弾いている息子と一緒に観ましたが、自分も一緒に指を動かしていましたね。世代は違えど、何か感じるものがあるのだろうと思います。 息子のためには、クラプトンがもう1、2曲弾いて欲しかった、というのが唯一の口惜しい点です。
- qua********
4.0点
仕事やプライベートで凹んでいる時は、こういった音楽ドキュメンタリー映画を観るのが一番良いかもしれない。 勿論、大好きな海外アーティストの来日公演に行って、その場の臨場感を味わい、時には感動に浸るのが一番の良薬になるのだが・・・。 しかし、ライブを観に行くには時間とか金銭的な問題が伴ってくる。 若い頃とは違い、自由もそんなに利かない。 サービスデーである本日鑑賞した訳ですが、1100円の価値に見合う素晴らしい中身だったように思う。 この手の音楽ドキュメンタリーはDVDよりも劇場のスクリーンで観た方が格別に良いよね。 そもそも、個人的には、この手のドキュメンタリー映像はDVDを買ってまで観ないのだ。 兎に角、本作のライブはハリケーン・サンディの被災地支援のチャリティーライブなので、感動も一入だ。 特にストーンズ、ポール・マッカートニー、クラプトン、ロジャー・ウォーダーズ、ザ・フーのステージパフォーマンスなんかは感慨深い気持ちになるね。 この中では、ザ・フーに思い入れが強く大好きなバンドなのだ。 やはり、彼等がステージに登場すると、涙が溢れ出てしまったわ(T_T) 「ババ・オライリー」はいつ聴いても名曲だよな~。 ま、本作はライブがメインではなく、あくまでも被災者や支援活動する人達やライブの舞台裏に密着したドキュメントと言える内容かと。 それでも、洋楽ファンなら観て損は無いでしょうね。 僕自身は仕事等で凹んでいる状況で観たので勇気付けられました。
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