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シン・シティ 復讐の女神
2015年1月10日公開

シン・シティ 復讐の女神

SIN CITY: A DAME TO KILL FOR

R15+1032015年1月10日公開

bakeneko

5.0

ネタバレモノクロに映える毒々しい色彩美!

犯罪の街で繰り広げられる辛口&激烈な犯罪劇をスタイリッシュに描いたフランク・ミラーのクライムコミック『シン・シティ』の映画化第2弾で、前作「シン・シティ」(2005年)から7年も時間が経っていますが、監督のロバート・ロドリゲスらスタッフ&主要キャラクターの役者が再結集しています。原作のアメコミのダークな雰囲気を再現するために、陰影の濃いモノクロ画面に鮮烈な色彩をワンポイントで投入している凝った絵創りと構図を1作目に引き続いて採り入れていて独特のノワール感覚を現出させています。 幾人かのキャラクターの接触は描かれていたけれど、基本的には独立した3エピソード+αから成っていた前作と異なり、3つのエピソードが登場人物の共通性で纏まっているのが本作の特徴で、フランク・ミラーの原作「A Dame to Kill For」=前作で生き残ったナンシーの復讐譚を中心に物語が展開します。 また、前作同様に各エピソードの時系列が交錯していて、1作目で死刑になったマーヴ(ミッキー・ローク)が元気に大暴れしますので、2作目と言っても単純な続編になっていないのでご注意を! 1作目のキャラクターも大挙して再登場していて、前作と役者が変わっているのはー殺人マシーン:ミホ(デボン青木(妊娠中)→ジェイミー・チャン)、剛腕の巨漢:マヌート(マイケル・クラーク・ダンカン(死去)→デニス・ヘイスバート)、ハーティガン(ブルース・ウィリス)の元相棒ボブ(マイケル・マドセン→ジェレミー・ピヴェン)くらいであります。 そして、新キャラで新規参加しているのが、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーン(圧巻の悪女役♡)、ジョシュ・ブローリン、レイ・リオッタ(予想と違い 結構情けないキャラです)、クリストファー・ロイド(やっぱり“ドク”役です)、ジュノー・テンプル、クリストファー・メローニ、ジェレミー・ピヴェン、ジュリア・ガーナーらで、ブレイク寸前のレディ・ガガもお見逃し無い様に! かなりのキャラクターが1作目と密接にリンクしていますので、1,2作を連続して鑑賞することがお勧めのシリーズですが、製作者のフランク・ミラーは3部作にする!と明言していますので、あと1作揃ってから纏めて観るのが良いかも! ねたばれ? 1、ミッキー・ロークが演じるマーブのキャラは、外見や声色が片岡千恵蔵そっくり! 2、ああっ 本作にも「キル・ビル」に引用された清順カットが!

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