ここから本文です

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (2014)

BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

監督
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
  • みたいムービー 633
  • みたログ 3,795

3.36 / 評価:2,935件

ラストの解説も 推測です

  • saillen1118 さん
  • 2015年3月13日 5時07分
  • 閲覧数 34208
  • 役立ち度 244
    • 総合評価
    • ★★★★★

まず、この映画は映像とストーリーに限らず音楽や演出にまで遊び心やユーモアがあふれていて本当に無駄がなく完ぺきで挑戦的な作品です。それに加えキャスティングも素晴らしい。落ちぶれ役者にマイケル・キートン、実力があるが中々成就しない女優にナオミ・ワッツ。そして気むずかしくこだわりが強い役者にエドワード・ノートン。どれも自分をパロってるようでとても面白くて清々しい。「6才の僕が大人になるまで」もそうだが、今後映画界の歴史に残る名作の一つと言えます。
そしてタイトルで言ったラストの解釈について。
最後の舞台で主人公は本物の銃で自殺をします。ですが次の「カット」でわかるのは彼が無事生きており、銃弾は頭に命中せず鼻にあたっていたということ。果たしてそうでしょうか。ここではじめてカットがかかります。この映画でのカットは映画の終わりを意味すると思います。つまり僕が思うに彼はあの舞台で本当に自殺しています。これはもう一度観ればわかることですが(実際に2回観てわかりましたが)銃弾は完全に脳を貫通しています。そしてそれだけではなく病室のシーンは不自然な箇所が多いです。娘であるサムは彼が前半で望んでいた花をちゃんと持ってきている。そしてテレビニュースに映る一般人は彼の舞台にろうそくを灯している。これはおそらく彼がなくなったことを意味します。そして主人公の包帯がバードマンみたいになっている&新聞のタイトルが映画のタイトルと同じ。これはどういうことか。これはつまり中盤で主人公が言う発言につながっています。宙を舞う時にバードマンが言いいます。これがみんなが望むものこれがみんなが好きなものだと。要するにバードマンor(無知がもたらす予期せぬ奇跡)=病室のシーン。じゃああのラストは結局なんなのかというと、あれはまさに視聴者が観たいもの、評論家が最も求める理想のラストというわけです。いわゆる視聴者に解釈を委ねた最後。ラストの病室のシーンは大きなブラックジョークです。エンドロール前に笑い声が聞こえるのもそのため。
ちなみに冒頭のクレジット「君は望みを果たせたか」 「果たせた」 「何を望んだ?」 「みんなに愛されること」これは本当のラストにつながっています。
主人公は自殺することによりみんなに認められ、愛される最後を贈った。
間違っていたらごめんなさい!
つたない文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • 知的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ