あらすじ・解説
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが……。
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作品レビュー(658件)
- fgx********
5.0点
星4ってのめっちゃ納得だけど、他に星1とかめっちゃ辛口なレビューが描かれてるか分からない、、とても感動的でいい映画でした!
- avk********
2.0点
くちびるに歌を持て、心に太陽を持て、という言葉がとても良いと思いました。 ストーリーは王道の展開で可も不可もない印象です。一緒に観た現合唱部員は参考になったと言っておりました。 自閉症の兄を持つ弟さんの手紙は、実際に同じ境遇の方を知っているので切なくなりました。 残念ながら主人公はただの不機嫌な人にしか見えませんでしたが、生徒たちは生き生きと一生懸命に歌っていて、それが見どころだと思います。
- yos********
3.0点
ネタバレベタ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - chi********
5.0点
あまり期待してなかったが、 良い話だった。 それぞれ悩み、葛藤しながら生きている。 合唱のシーンに感動した。
- jaz********
4.0点
ここ4ヶ月見た中では、最高に良い作品だった。 原作:乙一が良いのか、脚本:持地祐季子・登米裕一が良いのか、監督:三木孝浩が良いのか? おそらく、それぞれの良さが響き合って、このような傑作が生まれたのだろう。 主要人物4人ぐらいに焦点を当て、五島列島の美しい風景の中、それぞれの困難な状況、悩みなどが具体的に描かれる。それが合唱の練習を通して何かいい方向に進んでいくわけだが、そこに至る過程の描き方が素晴らしい。 特に胸を打たれるのは、桑原サトル(下田翔大)と自閉症の兄アキオ(渡辺大知)との関係だ。 自分が生まれたのは兄が自閉症だったから。兄の面倒を見させるために親が産んだのだとサトルは思う。 ヤングケアラーを引き受ける宿命にありながら、一方でそのような決まった人生もいやだと思う。 そのような兄ではあるが、作業所に兄を迎えに行って、海沿いの道を一緒に帰るときは楽しい。兄も楽しんでいる。 そんな兄が、周囲の迷惑を考慮されて、自分の晴れ舞台の合唱を聴けない。 終わった後、合唱を聴けなかった兄に柏木ユリ(新垣結衣)の発案でロビーでメンバーが「マイバラード」を歌い始めると、会場の全合唱部員が兄に向かって歌ってあげる。 ここは名場面で、曲もいいし、涙が流れるのを止めることが出来ない。 誰だこのストーリーを思いついたのは! 乙一か? だとしたら天才だな! 唯一おかしいと思ったのは、塚本哲男(桐谷健太)が、合唱本番直前に前顧問松山ハルコ(木村文乃)が分娩室に入ったとユリに伝える場面である。 普通の教師なら、このような状況で生徒の動揺を誘うような言動をするはずがない。自分の胸のうちに収めて、本番が終わってから言えばいいだけの話だからである。 先生ものには傑作が多い。 「コーラス」、「フラガール」、「いまを生きる」など皆素晴らしいが、これらには共通点がある。 (1)先生は人格者である。 (2)1年以内に辞める。 この点からすると、本作は当てはまらない。 (1)が違う。本作は先生本人も傷ついていて、生徒に助けられ自分も成長する、という構造になっている。そこが新しい。 本作はバリアフリー上映で見た。字幕と、状況説明の音声が付いたが、全然気にならなかった。 私の後ろには、盲導犬を侍らせた視覚障害の方がいたが、楽しめただろうか?
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