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ハングリー・ハーツ (2014)

HUNGRY HEARTS

監督
サヴェリオ・コスタンツォ
  • みたいムービー 49
  • みたログ 235

3.44 / 評価:163件

幸せになれた筈だった

  • xox******** さん
  • 2018年2月9日 18時18分
  • 閲覧数 1631
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

面白かったです!
正面から俳優さんの顔を見て、カイロ・レンだ!と思いました。雰囲気が全然違うので分からなかったです。ミナ役の方もとても可愛い。
素敵な夫婦なだけにお話の展開が辛い…。

ミナが狂っていく様子はただただ穏やかで、頼りなく、傷付いて身を丸める小動物のような雰囲気です。声を荒げるでもなく、ジュードを否定するでもない。力なく涙でいっぱいの目が印象的。

ジュードもジュードで息子を守ろうと必死だし、ミナも必死。子供だけか痩せて行くわけではなく、ミナも一緒に弱って行く。ジュードは二重に苦しむ。
…ほんと…みんながみんな愛し合っているんですよね。
警察の力を使って息子を取り戻した時も車の窓ガラス越しにジュードに手を合わせるミナをみて、ああ、憎んでるんじゃないんだ。ただ子供を自分で抱っこして、一緒に眠りたかっただけだったんだな…と。

思えばミナにとって結婚も妊娠も、帝王切開による出産も、100%望んでいたことではないように思います。
結婚式のシーンで雌鹿が撃ち殺されたシーンは、ミナの自由や自己が望まぬ形で死んだことを比喩しているのでは…?
そして最後、ほんとうに撃ち殺された。
ジュードの実家に鹿の首が大量に飾られているのも比喩かな…?
ミナが肉や汚れを嫌うのもここと関係がありそう。ジュードの母親がフライパンでジュージュー焼いてた肉?もそう考えると怖いですね…。

ミナと子供。ジュードと子供。時間を隔てた家族の海のシーンが美しくて大好きです。
ハードな展開ではありますが、決して鬱映画ではないと思います。おススメです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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