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野火
2015年7月25日公開

野火

FIRES ON THE PLAIN

PG12872015年7月25日公開

おがみ

1.0

大学の映画サークルが製作か。

こんなつまらない映画は久々に見た、というよりこれまで見た映画のワースト1かもしれない。私は第二次世界大戦にとても興味があり、ルポルタージュ、小説、映画、ドキュメンタリー映画、テレビの特番など多くの物に触れてきたが、この映画のような状況、展開は実際にはなかったと断言できる。低予算の中、南方戦線のイメージ優先で作られたのかもしれないが、そのすべてが嘘くさく、まったく映画に没入できない。疲労困憊しているのに急にきびきび動くところも嘘くさい。すべての俳優がボソボソしゃべりまったく聞き取れない。塚本監督は、南方戦線がどういう物であったかろくに調べることなく自身の持つイメージだけでこの映画を撮ったのだろう。たいした展開のないまま映画はだらだら続き、とても苦痛であった。原作者への冒涜とさえ思える。「野火」というタイトルを使わないでほしかった。映画をあまり見たことがなく、戦争に関する知識が乏しく、NHKのドキュメンタリーを見られない人なら満足できるのかもしれない。

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