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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
2015年1月24日公開

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

WHAT WE DO IN THE SHADOWS

PG12852015年1月24日公開

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5.0

ハマる人にはハマる!秀逸!

誰が見ても全員が抱腹絶倒の映画とは思いません。中には嫌悪感で途中退場の人もいるかもしれませんが(グロい場面あり)私的にはこんな面白い映画はなかった!!! 本年間違いなくベスト3には入ります。 ヴァンパイアが数人で同居している、そして、彼等が何故か記録を残したいのかドキュメンタリーとして自分達の日々を描き撮影をしているという語り口です。このドキュメンタリータッチがお腹を抱える程笑いました。ギャグのレベルが高いが、これも分からない人には分からないし、ツボにハマればハマるという感じです。 皆どっちかっていうとくたびれた感じのおじさん達なのだが(それ関係なく、年齢を知ると800歳とか8000歳とかの年齢差はありその中で多少の上下関係はある)割と淡々と社会の中でまっとおに暮らしているが、人間の血を吸ったり殺す事に関しては、ある程度(食糧だから)仕方がないので罪悪感とかは多分遥かに超えている。でも彼等が永年生きて来た中で守るべきある一定の基準に対してはものすごく律儀真摯で真面目、そしてこの上なく純粋。 最初始まり30分位は何のことか良くわからなかったがある時からスイッチが入ったらもう何を見てもお腹が痛くなる位に笑ってしまいました。 特に好きだったのはIT関係地理情報ソフトを作る企業に勤めている真面目な友達スチューが彼等の仲間として入って来てからの事。ヴァンパイアであると告白されるが眉一つ動かさず、以前と同じ様に付き合って行く。彼は心の中ではもう驚愕し心中あまりあるのですが、そういう面倒くさい感情は度外視で普通で居ます。それが彼の信条なのか。そして、一番良い事はそういう何が正義で正義でないかという常識やら時代やらに囚われず、あるがままで居て、彼等に足りない必要な知識を進んで教えて上げるという点。 ヴァンパイア達が余りに時代に疎いのでメールの送受信、グーグル検索、ネットサーフィン、スカイプ等、有益な情報を教えてあげる。スカイプで1000年前の知りあいと繋がりを戻して話をさせてあげたり、空手まで教えてあげる。そういう事を次々とやってあげて彼等の生活を豊かにする所がとても素敵でした。皆もうものすごく!喜んでいました。そしてドキュメンタリーですからステューをヴァンパイア達はすごく好きだと異口同音に話していました。ここういう所も爆笑。 あるがまままで居る。そして、彼等に役に立つ事を教えてあげる。彼等の間のコミュニケーションに極力合わせ邪魔しない。そういう大事な事を心得てるからこそ、血色良く色白、いつもバラ色の頬で、ヴァンパイア達の食欲を掻き立ていつ噛まれてもおかしくないのに仲良く同居出来ています。 ダサい天敵狼男達との絡みも楽しかったし、何から何までツボでした。もう一度見たい! 部屋のインテリアも好きだったし、服も好きでした。 もっと評価高くても良いと思うが、なんせニュージーランド映画なので、宣伝不足でしたね。

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