レビュー一覧に戻る
フォックスキャッチャー
2015年2月14日公開

フォックスキャッチャー

FOXCATCHER

PG121352015年2月14日公開

bat********

3.0

ネタバレイカれた金持ちが嫉妬し殺人を犯す実話

奇妙な殺人事件。 ジョン・イーグル・デュポンという1人の男に巻き込まれて精神を病んだ弟、殺された兄の話。 兄弟揃ってレスリングのオリンピック金メダリスト。本当は兄を慕っているのに、注目されるのはいつも兄ばかりで自分は影。 デュポンに見出され、自分が輝ける場所を見つけてこれからの時に少しつまづき、兄が呼び寄せられる期待に応えられないプレッシャーと裏切られた気持ちでボロボロになっていく弟。 そんな弟をデュポンは切り捨て兄を残すが、兄は自分に寄り添わない。 デュポンの母親が亡くなり、虚無になる。 母親はデュポンが大事にしてた鉄道模型を寄付したいと言うし、馬ばかり大切にするし息子のことはほったからし、お母さんも認めてくれないし・・・馬とかどうでもいいし・・・という闇を抱えて徐々に自我を蝕まれていったデュポン。 そこで、事件が起きる。 チャニング・テイタム(弟)が終始鬱々とした表情で悔しさ、憤り現しててとても良かったです。 マーク・ラファロ(兄)も一見髪型で誰か全然わからないけど、たしかに声と首を掲げて話すあたりがマークだった。 2人ともレスラーの動きが馴染んでて本当みたいだった。 何よりジョン役のスティーブ・カレルの演技がすごい。 冒頭から得たいの知れない不気味さを醸し出してて、表情が読めない。 顎を上げて静かに喋る話し方が、この人の癖なんだろうか。 ジョンはきっと子どもの頃から、母親に認められたくて頑張ってきたけど、否定され褒められもせず壊れてしまっていたのだろう。 静かで暗い感じですが、チャニング・テイタムとスティーブ・カレルの徐々に壊れていく表情の変化を楽しめる良作です!

閲覧数638