ここから本文です

名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり) (2015)

監督
静野孔文
  • みたいムービー 174
  • みたログ 1,707

3.13 / 評価:2226件

幼稚なレビューなど読む価値なし

  • drb***** さん
  • 2020年4月22日 1時50分
  • 閲覧数 1119
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

低評価のレビューを見ると、どれも一行か二行の汚い言葉でただこき下ろしているだけの幼稚なものか、クソだのカスだのとまくし立てただけの非論理的文章で、まったく批評の域に達していない馬鹿げたものばかりである。どうやら頭の悪い(=読解力あるいは文章力のない)人間にはこの作品の本当の良さが伝わらないらしく、非常に残念だというほかない。

確かに榮倉奈々の声の演技は上手くはなかったし、なつみの動機はかなり雑に処理されていたように思える。しかしご存知の通り「ハンガーを投げつけられた」だけで殺人を犯すような人間がコナンの世界には少なからず存在するわけで、今回のように贋作がどうのゴッホがどうのというような無茶苦茶な動機であっても気にしてはならない。いや、むしろ『ゼロの執行人』のあのキチガイ検事とキチガイ弁護士のそれに比べれば数億倍マシであると言える。

そんなことよりも、この作品の評価の中心になるべき部分は「キッドの不可解な行動とその真相」、そして「『芦屋のひまわり』に隠された東淸助(=東の祖父)とウメノ(=例のおばあさん)の物語」というこの2つの関連性にある。

作中を通して存在する「キッドはなぜ絵画を狙っているのか」という謎。その真相が明らかになるラストシーン、つまりチャーリーとキッドが対峙するあの場面で、そこに至るまでに配置された伏線が物の見事に回収されてゆく。

何故おばあさんが向日葵を見続けているのかという謎、美術館でおばあさんが灰原に言ったセリフ(もちろん読解力のないアホは最後まで理解できない)、そして後藤が流した涙の真実。

そこにあのゴッホの7つのひまわり、特に『芦屋のひまわり』の背景に見られるあの独特の「深みがかったロイヤルブルー」と、すべてを焼き尽くさんとする激しい炎による「紅」、そして向日葵が持つ「鮮烈な黄色」というこの3色がペイントされ、回収された伏線とともに物語は彩られる。

すべてはあの空襲下の惨状の中、業火に焼かれる『芦屋のひまわり』を最期まで守り抜こうとした東淸助の、あの色彩鮮やかな回想シーンに集約されているのである。

その彩りをここまで豊かに、そして華麗に表現できていることこそが、私がこの作品を高く評価した最大の要因である。

恐らくストーリーを批判する者は、美術文芸を解さない無粋な人間か、武者小路実篤の名も知らぬ学識に乏しい連中であろうから、作中に巧妙に組み込まれた真実と、その色彩を理解できないのであろう。つくづく残念な奴らである。

このストーリーは(傑作とまではいかないものの)、「アクションに傾倒しがちな近年のコナン映画の平均的なクオリティ」を上回るものであると言えよう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • スペクタクル
  • ロマンチック
  • 勇敢
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ