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エイプリルフールズ (2015)

監督
石川淳一
  • みたいムービー 279
  • みたログ 3,379

3.15 / 評価:2,612件

ハートフルな作風が好みと合致

  • X height さん
  • 2015年4月10日 6時57分
  • 閲覧数 3028
  • 役立ち度 35
    • 総合評価
    • ★★★★★

かなりおバカ度の高いハチャメチャコメディかと思いきや、予想以上にハートフル、豪華キャスト&好みのテイストだったこともあって、これは十二分に楽しめました。
まあ笑いも感動も突き抜け感まではなかったですが、程好い笑いと程好い感動で、意外にと言ったら今最も勢いのある製作陣に失礼かもしれませんが、なかなかまとまりのある良作群像コメディに仕上がっていたと思いましたよ。

7つのエピソードが少しづつ繋がりをみせて、最後には一つの物語として収束すると言う、いわばこの手の群像劇の王道とも言える展開も、かなり強引ながら見ていてとても楽しかったです。
むちゃくちゃな展開なのに、そこでそう繋がるのかと妙に納得させられてしまう辺りは、さすが古沢良太の脚本と言ったところでしょうか。
原作物ではなく、オリジナルで勝負してきたところも好ポイントですね。

ただ過剰演出はかなり好みが分かれるところでしょう。
正直いかにもフジテレビ・東宝ラインのコメディだなと、少々失笑気味な演出が多分にあった印象は否めないところで・・・。
まあその手の演出は私自身は嫌いではないのですが(バーガー屋のコテコテ感とか結構好きです)、さすがに菜々緒のアレは酷いな(苦笑)

とは言え、そんな突っ込みどころも浄化させてしまうぐらいハートフルな展開が、ベタでそれなりに先も読めちゃうんだけど、グッと来ちゃうんですよね~。
特にヤクザの寺島進と万引き少女の浜辺美波のエピソードはベタ中のベタだけどグッと来ましたし、そこに絡んだあのエピソードのお父さんがまた最高で・・・。

勿論、メインの戸田恵梨香と松坂桃李のエピソードも、これはちょっと先が読み難かった事もあって、緊張感たっぷり、且つ笑いも挟んで最後は思わぬ感動と、なかなかよく出来たエピソードになっていたと思いました。
しかし戸田恵梨香は演技が上手い、松坂桃李も珍しくクズ男を演じていて、妙に新鮮でした。

それにしても嘘も方便とはよく言ったもので、時と場合によっては嘘が思わぬ幸せを呼ぶこともあるってことなんですね。
と言っても、たいていエイプリルフールでつかれる嘘はロクでもないことがほとんどですが(苦笑)
エイプリルフールの日に嘘から生まれた思わぬ笑いと感動、なかなか面白い映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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