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シンデレラ (2015)

CINDERELLA

監督
ケネス・ブラナー
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  • みたログ 2,954

3.99 / 評価:3,710件

シンプルに丁寧に描いてこその名作の力

  • ハイダウェイ さん
  • 2015年4月26日 18時23分
  • 閲覧数 12348
  • 役立ち度 108
    • 総合評価
    • ★★★★★

今さら「シンデレラ」かよぉ~~!というのが第一印象だった。
少し前にやたら童話が実写化されるブームがあったが、王道中の王道だからか、誰も手をつけてこなかった。
そんな童話実写化ブームも一段落したかなぁ~と思ってた頃にキタよ、満を持してって感じでキング、いやクイーンがキタよ!



とは言いながらも、やっぱ今さら感があるので、スルーしてもいいかなぁ~と思っていた。
そしたら、まさかの満点5つ星を付けることになろうとはっ!!


そのブームの中だと「アリス・イン・ワンダーランド」を除けば、「白雪姫と鏡の女王」が個人的に最も高評価だった。
甲乙つけがたいけど、白雪姫を超えちゃったなぁ~~!
しかも、今までのブームと違うのは、原作に忠実に素直に描いているってことだ。
今までのは童話というシンプルで簡潔なストーリーを膨らませようと、様々な独自の解釈やアレンジを加えるものがほとんどだった。



多少の肉付けもあるが、ベースのストーリーはシンプルなままで、そのシンプルな過程を丁寧に描いているのだ。



σ(・ω・。)が知ってるうろ覚えのシンデレラは、ママ母たちにいじめられてるとこから始まってるイメージしかなかったが、そうかこんな幸せに育ったのか。
それこそ、おとぎ話の世界のような幸せな家庭。
愛情をたっぷり注がれ、清く正しく育てられる。
母親を失っても、母の教えを忘れず、道を外れることなく父親と二人で強く生きていく。


ここまで完璧に来ると父親の軽率な決断や女を見る目のなさが残念で仕方ない。
そう、ママ母+義姉2人のおでましだ。
義姉2人の愚かで醜い様は、今までも描かれてきたレベルだ。
言うたらガヤだ、賑やかしだ。
だが、ママ母様はレベルが違ったね。
現実的なレベルで意地悪で陰湿で、その加減が本当に素晴らしかった。
童話の敵や魔女に大女優を起用することは多いが、今回のケイト・ブランシェットは完璧だったな!心底、憎々しい!
それが、いつも笑顔で前向きにがんばるシンデレラを逆により可哀そうに際立たせる。



この沈み込みが完璧だから、王子との出会い、そしてフェアリー・ゴッドマザーの登場がより高まるのだ。
もぉね、魔法をかけられるシーンは男のオレですらキラッキラの目をしてまうよ!
なんて美しいっ!ガラスの靴も完璧っ!
舞踏会のダンスも、本当に見惚れてしまうね。
終わった瞬間は思わず拍手をしてしまった。



これは王子にもしっかり背景を持たせたのが効いているのだ。
童話の王子は、どうも中身が見えないただのハリボテ。


けど、この王子は、登場からしっかりと中身があり、シンデレラと並び立つにふさわしい魅力的な男だ。(ブラピっぽくてかっこいいし)
それゆえに2人が結ばれることを素直に願ってしまうし、ママ母や大公の妨害に素直に憤れるわけだ。
あの王子の黒人側近もイイよね。



一切奇をてらわず、丁寧に描いた完璧なシンデレラ!
これは親子で観るべき秀作ですよ!
恥ずかしながら乙女のように本当にときめいてしまった。キュンキュンきた!
改めて「シンデレラ」ってすごい作品なんだなぁ~と見直したね。
シンデレラガールのリリー・ジェームズにも惚れたぁ~~

詳細評価

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